第42話
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜王都グランセル・波止場〜
エステル達が波止場に到着した時、シェラザードとルークは何かの気配に気付いて足を止めた。
「はっ……!」
「何か来るぞっ!」
するとかつて特務兵達に従っていた軍用犬達が現れた!
「や、やけに凶悪そうなワンちゃんたちやねぇ……」
「今にも襲い掛かってきそうですね………」
牙をむき出して自分達を睨んでいる軍用犬達をケビンは冷や汗をかいて苦笑し、ステラは不安そうな表情をした。
「特務兵の軍用犬……!」
「うふふ、相変わらず躾のなっていないワンちゃん達ね。」
「……来るわ!」
そしてエステル達は戦闘を開始した!
軍用犬達は牙をむき出してエステル達に飛びかかってきたが
「「烈震!天衝!!」」
ルークとエステルが同時に地面から発生させた衝撃波に呑みこまれて怯み
「ブラッディブレイズ!!」
怯んでいる隙に軍用犬の一体にレンは双銃で集中攻撃をして撃ち殺し
「そらっ!」
「えいっ!」
ケビンとステラはそれぞれの遠距離攻撃武器で軍用犬達の頭を攻撃し、ケビンのボウガンの矢によって脳を貫かれた軍用犬はセピスをいくつか落として消えたが、非力のステラの攻撃では鍛えられた軍用犬は殺し切れず、軍用犬は自分を攻撃した相手―――ステラに飛びかかり、ステラは落ち着いた様子で軍用犬を見つめ
「ブランディス!!」
その場で両手に持ったチャクラムを持ちながら回転して飛びかかって来る軍用犬を弾き
「双牙斬!!」
弾かれた軍用犬をルークが剣技で止めを刺した!
「は〜、ビックリした。でも『お茶会』の場所はここで間違いないみたいやね。」
「うん……そうね!」
「さあ、慎重に進むわよ!」
「………………(ユウナはやっぱり結社にいるようね………敵になるのなら、容赦しないわよ。)」
そしてルーク達が先を進んでいると倉庫番達を武器で脅している特務兵達を見つけ、戦闘によって特務兵達を無力化したルーク達が倉庫番達に事情を聞くと、特務兵達の仲間達が『不戦条約』時に2大国に進呈される新型のエンジンを奪った事を聞き、話を聞いたルーク達が急いで奥に向かうとそこには倉庫で無力化した特務兵達が気絶する寸前に呟いた人物―――カノーネ大尉と複数の特務兵、そして特務兵に拘束されたデュナンがいた。
「フン、やはり来たわね。」
「カノーネ大尉!」
「フン、元大尉ですわ。犬どもが騒がしかったからもしやと思って出てみれば……。遊撃士というのはよっぽど鼻が利くみたいね。」
「うふふ、オバサン達ほどじゃないわよ。」
不愉快そうな様子で自分達を見つめるカノーネを挑発す
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ