第42話
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るかのようにレンは小悪魔な笑みを浮かべ
「なめんじゃないわよ!あんな真似をしておいて!しかも関係ない子まで……絶対に許さないんだからね?」
エステルはカノーネを睨んで怒鳴った。
「何を言ってるのかしら?私はただ、公爵閣下の王位継承をお手伝いするだけ。部外者はすっこんでいなさい。」
「はあ!?公爵さん!?あんたまた馬鹿なことを……」
カノーネの話を聞いて驚いたエステルはデュナン公爵を睨んだが
「だ、誰がこのような無謀な計画に荷担するかっ!こ、こやつらは私のことを利用しようとしているだけだ!」
デュナン公爵は心底嫌そうな表情で否定した。
「何か本気で嫌がっているようにしか見えないぞ?」
「もしかしたら、脅されているのではないでしょうか?」
デュナン公爵の様子を見たルークとステラは推測し
「元大尉さん、いい加減本音を言ったらどうかしら?本当の目的はリシャール大佐の解放でしょう?」
カノーネ達の狙いに気付いていたシェラザードはカノーネに視線を向けて尋ねた。
「ええっ!?」
「まあ、肝心の『輝く環』は王城の地下にはなかったんだし、例えアリシア女王の身柄を手に入れたとしても唯のテロリスト扱いされるだけ………残る目的と言えばそれぐらいだものねえ?」
シェラザードの推測を聞いたエステルは驚き、レンは小悪魔な笑みを浮かべてカノーネ達を見つめた。
「うふふ、そこまで判っているなら話が早い……。―――これより『再決起作戦』を開始する!あなたたち!2分間だけ持たせなさい!」
「イエス・マム!」
カノーネは特務兵達に指示をした後、数名の特務兵達と倉庫の中に入った。
「こら、待ちなさいよ!公爵さんはともかくユウナは解放してくれても……」
ルーク達はカノーネを追おうとしたが、特務兵達に道を阻まれた。
「大尉殿の決意と覚悟、邪魔させるわけにはいかん!」
「来い、ギルドの犬ども!」
「こ、この〜っ……」
「いい度胸ね……可愛がってあげるわ!」
そしてルーク達は倉庫を守る特務兵達と戦闘を開始した!
「「喰らえっ!!」」
刃がついた手甲を装備する特務兵達はルーク達に突撃し
「「死ね、遊撃士共っ!!」」
銃を持つ特務兵達はそれぞれ銃口をルーク達に向けたが
「そらっ!!」
「レイシレーゼ!!」
「「グッ!?」」
ケビンが放ったボウガンの矢とステラが両手からそれぞれ投擲したチャクラムが命中するのが早く、それぞれの攻撃が命中した特務兵達は呻き
「空破!絶風撃!!」
「空破!絶掌撃!!」
「「ガッ!?」」
さ
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