第41話
[3/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
。それやったらオレかて充分チャンスは……」
尋ねられたケビンはヨシュアとは思えない風貌の人物象の事を口にした。
「あのー。微妙に話が噛み合ってないんですけど。ケビンさんは誰からの手紙で呼び出されたわけ?」
「ああ、グランセル大聖堂にオレ宛ての手紙が届けられてな。届けたのは、身なりの良さそうな中年男性だったらしけど……」
「ヨ、ヨシュアはあたしと同い年だってば!オジサンなはずないでしょっ!」
「あ、やっぱり?や〜。オレもなんかおかしいと思ったんよね。」
「よく言うわよ……。でも、それって一体どういうことなの?………も、もしかして………」
苦笑しているケビンに呆れたエステルが何かを言いかけたその時
「―――どうやら僕達は何者かに罠にかけられたみたいですね。」
イオン達が姿を現し、エステルとケビンに近づいてきた!
「え……だ、誰?って―――あっ!貴女はアリエッタさん!」
イオン達の姿を見たエステルは戸惑ったがイオンの傍に控えているアリエッタに気付いて驚き
「久しぶり、です。」
驚いているエステルにアリエッタが話しかけ
(あの人がエステルさん………)
ステラは興味深そうな様子でエステルを見つめていた。
「久しぶり〜、って今はそれどころじゃないわね。えっと。もしかして貴方がアリエッタさんの上司の?」
「――はい。イオン・ジュエと申します。貴女の事はルークやアリエッタ達から聞いています。」
「そうなんだ……それより、イオンさんだっけ?どうしてイオンさん達もここに来たの?」
「もしかしてそっちも誰かに呼び出されたんか?」
イオン達も何者かに呼び出された事に気付いたエステルとケビンはそれぞれ尋ねた。
「ええ、僕もケビンと同じで大聖堂に僕宛てに手紙を届けた方がいたそうなんです。何でも若い女性との事ですが……」
「手紙の内容は、アリエッタ達の任務が関係、していました、ので。」
「………もしかしてあたし達を纏めて始末するワナ!?」
イオンとアリエッタの話を聞いたエステルは考えんだ後ある結論に到って信じられない表情で叫び
「え………」
「なんやて……?」
エステルの答えにステラが呆け、ケビンが真剣な表情になった時、空を飛ぶ人形兵器が数体現れ、エステル達を包囲した!
「なっ……」
「マジか……」
「やはり……」
「人形兵器、ですね。」
「どうやら私達を狙っているみたいですね……」
「うん………来るわ!」
そしてステラの言葉に頷いたエステル達は戦闘を開始した!
人形兵器達はそれぞれ同時に突撃して来た
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ