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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第42話
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でフィーを見つめた。
「ん、気が向いたら。そういえば、そっちにも何か書かれてるけど。」
アリサの言葉に頷いたフィーはクラスごとの平均点と順位が書かれてある紙が貼られている掲示板に視線を向けた。
1位 1−Z(883点)
2位 1−T(843点)
3位 1−V(770点)
4位 1−U(735点)
5位 1−Y(675点)
6位 1−X(650点)
「わあっ……!」
平均点と順位を見たエリオットは驚き
「ほう、我らZ組が首位か。」
「皆さんで頑張った甲斐がありましたね。」
「ええ。みんなで協力し合って勉強していましたものね。」
ラウラは興味ありげな表情をし、プリネとツーヤは微笑み
「ふふっ、1位から4位までいるしちょっと予想はしてたけど。」
アリサは嬉しそうな表情をした。
「フン、俺が属するクラスが負けることなどあり得んがな。」
「だから君は何でそんなにも偉そうなんだ……」
鼻を鳴らして呟いたユーシスの言葉を聞いたマキアスは呆れた表情でユーシスを見つめ
「クスクス……」
二人の様子を見たエマは微笑んだ。
「……いや。実際みんな頑張っただろう。」
「ああ、誇ってもいいと思う。」
「V(ブイ)、だね。」
そしてガイウスの言葉にリィンとフィーはそれぞれ頷いた。
「クッ、何という屈辱だ……!」
「帝国貴族の誇りをあんな寄せ集めどもに……!」
一方1年T組の貴族生徒達は自分達のクラス平均点が”Z組”より下である事に悔しがり
「そ、それに……アリサさんのあの家名は……」
アリサの家名を見たフェリスは信じられない表情をし
「……………………」
パトリックは怒りの表情で”Z組”の面々を睨んでいた。
午後―――実技テスト
〜グラウンド〜
「試験結果は見させてもらった。――――よく頑張ったな。」
「いや〜、中間試験、みんな頑張ったじゃないの♪あのイヤミ教頭も苦虫を噛み潰したような顔してたし、ザマー見なさいってね♪」
グラウンドに集合したリィン達を見回したレーヴェは静かな笑みを浮かべ、サラ教官は嬉しそうな表情でリィン達を称賛した。
「別に教官の鬱憤を晴らすために頑張ったわけでは……」
「というか、教頭がうるさいのは半分以上が自業自得ですよね?」
サラ教官の称賛を聞いたリィンとアリサはそれぞれ呆れた表情で指摘した。
「まったく、あのチョビ髭オヤジ、ネチネチうるさいっての……やれ服装だの居酒屋
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