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英雄伝説〜焔の軌跡〜 リメイク
第40話
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度とそいつらの前に現れる事はないと思うがな。」

二人の会話を聞いていたジューダスは眉を顰めて鼻を鳴らした。



「………ジューダスさんの話ではバルバトスは”英雄”と称えられている人達や”強者”の前に現れると言います。”結社”を追う彼女達が”執行者”と対峙したその時、現れる可能性は非常に高いと思いますので。」

「………それに人は成長し、その人が成した偉業で人々から”英雄”って称えられる事があるよ。実際にアスベル達や私も人々にそう称えられていた。ヨシュアの話だとエステルはこの国で起こったクーデターを止める中心人物になったんだよね?だったらエステルの前に再び現れる可能性も充分にあるよ。」

(坊ちゃん。スタンやカイル達も最初は弱かったですけど、後に”英雄”と呼ばれる器になったことは坊ちゃんが一番良く知っているでしょう?だったらここは、そのエステル・ブライト達に同行する事もアリだと思うんですが……)

「……………チッ、勝手にしろ。僕は僕のやり方で奴を追い、この手で止めを刺す。」

ヨシュアとソフィ、そして愛剣であるシャルティエの話を聞き、自分が親友と認めている男やその息子の事を思い浮かべたジューダスは舌打ちをした後その場から去り

「「………………………」」

そしてソフィとヨシュアもそれぞれ違う方向の道を進んで、その場から去って行った。
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