第40話
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邂逅したシェラザード達はケビンの事情を聞き、情報交換をした後、ケビンと共にある場所に向かった。一方その頃、ボースの街道でも特務兵達が集団で行動していた。
〜西ボース街道〜
「―――おとなしくして、シェルスロー!!」
木の陰から現れたソフィが跳躍して特務兵達の頭上から光子の短剣を降り注がせて怯ませ
「―――ジューダス!」
そしてソフィが叫ぶと反対側の木の陰からジューダスが特務兵達に向かって疾走し
「塵も残さん!」
特務兵達の目の前で暗黒の炎を纏った剣と小剣を振り上げ
「奥義!浄破滅焼闇!!」
暗黒の炎を纏った剣と小剣を同時に振り下ろし、暗黒の炎を放ち、放たれた暗黒の炎は特務兵達の身体を焼き尽くし
「闇の炎に抱かれて消えろ!」
奥義を放ち終えたジューダスが特務兵達に背を向けると特務兵達の身体はバラバラになり、バラバラになった特務兵達の身体は暗黒の炎によって燃やし尽くされた!
「―――さよなら。」
「時間の無駄だ。」
レン達が廃坑で戦った特務兵の姿をした人形兵器の殲滅を確認したソフィとジューダスが呟いたその時
「―――さすがですね。僕の出番は必要なかったですね。」
ヨシュアが二人に近づいてきた。
「一体いつまで狩らせるつもりだ?こいつらで20体目だぞ。」
「そうですね……そろそろ狩りつくしたと思います。王国軍も動くだろうし、このあたりが引き際でしょう。」
不愉快そうな表情をしたジューダスに尋ねられたヨシュアは考え込んだ後淡々と答えた。
「―――しかし”結社”とやらは”囮”を使って何を考えている?」
「……もしかしてあのメモに書いていた”お茶会”?」
ジューダスの疑問に続くようにソフィは首を傾げて呟き
「ええ、恐らくそうでしょう。それより……―――二人とも今までありがとうございました。これでお二人にしてもらう事は全て終わりました。」
「フン、ようやく自由の身か。」
「飛行艇の奪還は本当に貴方達だけでできるの?」
ヨシュアに言われたジューダスは鼻を鳴らして答え、ソフィは確認した。
「ええ。それよりソフィ。先程依頼した通り、エステル達の事をお願いするよ。」
「……うん。バルバトスが現れた時ヨシュアの代わりにエステル達を守ればいいんだよね?ラントに帰る前にできればあの男を排除しておきたいから、私がエステル達の傍にいる間は任せて。」
ヨシュアに見つめられたソフィは故郷や家族を守る為にもバルバトスを討つ決意をし
「フン、しかし話に聞くところによるとそいつらは一度奴と出会い、見逃されたそうだな?奴が”雑魚”扱いする以上、もう2
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