外伝〜狂気を宿し男達の衝突〜
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トスの背後に回り
「せいやぁーっ!!」
気合いと共に蹴りを繰り出し、鋭い衝撃波を放つ技―――レイザーバレットを放った。しかしその時、衝撃波とヴァルターの蹴りを背中に受けたバルバトスが振り向き
「俺の背後に……立つんじゃねぇ!!」
思い切り斧を振り上げた!
「あぁっ!?」
攻撃に気付き、すかさず後方へと退避しようとしたヴァルターだったが、バルバトスの振り上げ攻撃が速く、腹の一部を斬られ、斬られた部分から血を流した!
「クク、やるじゃねえか……」
バルバトスのカウンター技―――バック・スナイパーを受けたヴァルターは何度も後ろへと跳躍してバルバトスから距離を取った後凶悪な笑みを浮かべてバルバトスを見つめ
「テメエみたいな殺りがいのある奴は久しぶりだぜ!―――この技で死になあっ!はっ!ふんっ!」
そしてヴァルターに突撃しながら”気”の球体を拳から次々と放ち
「おらおらおらぁ〜っ!」
目にも見えない速さでバルバトスに詰め寄り
「うおりぁぁぁ〜っ!!」
闘気を纏った拳を振り上げた!するとバルバトスを中心に衝撃波が発生し、バルバトスの身体を傷つけ、衝撃波が消えると全身の至る所から、掠り傷を作りながらもヴァルターの拳を斧でガードしているバルバトスがいた!
「何っ!?」
幾多もの敵を葬った自分の奥義―――アルティメットブローの直撃を避けたバルバトスを見たヴァルターは驚き
「屑がぁ!その程度か!なら死ぬかぁ!
ヴァルターの攻撃を防いだバルバトスは怒鳴った後業火を宿した斧で斬り下ろしをヴァルターに放った!
「ガッ!?」
「消えるかぁ!」
「グッ!?」
さらに連続して繰り出される斬り上げ攻撃にヴァルターは傷つき、そこにバルバトスがヴァルターの首筋を掴み
「土下座してでも生き延びるのかぁ!」
「ガハッ!?」
膝でヴァルターの腹を蹴り付けた後地面に叩きつけ、地面に叩きつけられたヴァルターを何度も踏んだ!業火を宿した斬り下ろし攻撃―――轟炎斬、風を発生させる斬り上げ攻撃―――斬空断、膝で蹴りを入れて地面に叩きつけ、止めを刺す攻撃―――裂砕断。それら全てを連続で繰り出すバルバトスの奥義の一つ――――”三連殺”をその身に受けたヴァルターの身体中の数本の骨は折れ、全身から大量の血を流していた。
「か……は………!?テ、テメェ………マジで何者だ……!?」
「フン、ソフィ・ラントと黒髪の双剣使いの小僧と共に戦ったジューダスとの戦いでついた傷がまだ治っていない俺を相手に”この程度”か。」
口から血を吐いているヴァルターをバルバトスはつまらなそうな表情で見つめた後斧に膨大な闘気を溜め込み
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