第38話
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ではその内遊撃士協会とも情報を共有し合うつもりだって言ってましたから、向こうから会いにきてくれるかもしれませんし。」
「そうね。…………それにしても今気付いたけどステラさんとエステルは共通している部分があるわね。」
アネラスの話を聞き、頷いた後考え込んだ。
「え……エステルちゃんとステラさんの共通している部分ですか?」
「一体どこが一緒なんだ?」
アイナの答えを聞いたアネラスとルークは不思議そうな表情をし
「……姿を消したヨシュアを探すエステル。同じく姿を消した”剣帝”を探すステラお姉さん。そのどちらも”結社”という共通点があるわ。」
「あ……っ!」
「なるほどな……」
「確かによく考えてみると二人は偶然とは思えない程共通している部分があるわね。もしかしたら彼女、ヨシュアの事についても何か知っていたかもしれなかったわね…………アイナ、エステルにもステラさんの事について伝えておいた方がいいのじゃないかしら?」
「ええ、後でキリカさんに連絡してエステルにステラさんの事を話すように伝えておくわ。」
シェラザードの提案にアイナは静かな表情で頷いた。
「話は変わるけどアイナお姉さん。”身喰らう蛇”の人がロレントから去った今、レン達は次は何をすればいいかしら?」
「……そうね。実は他の支部から空賊やまだ捕まっていない特務兵が発見されたという情報が入ってきているのよ。どれも信憑性は低いけど……貴方達は各地を廻って情報を確かめてくれないかしら?」
レンに尋ねられたアイナは考え込んだ後答え
「空賊に特務兵って……」
「そう言えばまだ捕まっていないんでしたっけ?」
「ええ。どちらも”結社”らしき影が見え隠れしている連中だから、もしかしたら重要な手掛かりになるかもしれないわね。」
「んじゃ、各地を廻って特務兵や空賊どもを探すとするか。」
「ええ、お願いするわ。まず最初に目撃されたのは………」
その後ルーク達は各地のギルドを回って空賊と特務兵の行方を探すことになった。
一方エステル達は幽霊騒動の調査の最中に”執行者”―――”怪盗紳士”ブルブランと邂逅し、まんまと逃がしてしまい、次の地方―――ツァイス地方へと旅立ち、その際にエステル達の調査の同行かつサポーターとして申し出たクローゼとオリビエと共に旅立ち、ツァイス地方に到着した。
ツァイス地方では一部の地域で地震が起こるという謎の現象が起こり続け、エステル達は地震の調査の為に同行するティータと共にツァイス地方各地に地震の状況を測定する装置を設置して来た。
その後地震が再び起こり、測定の結果エルモ温泉の奥地―――源泉がある場所が震源
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