第47話
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見て言った。
「な、なんだとー!」
「ようよう、お嬢ちゃん。ちょっとばかり可愛いからって舐めた口、利きすぎじゃないの?」
「いくら遊撃士がいた所で、この人数相手に勝てると思うか?」
クロ―ゼの言葉にディンは怒りの声をあげ、お気楽なレイスも怒り気味な声を出し、ロッコは余裕の笑みを浮かべた。
「クローゼさん、下がってて!」
「僕たちが時間を稼ぐよ。その隙にあの子を助けて……」
エステルとヨシュアはクロ―ゼに警告した。しかしクロ―ゼは首を横に振って答えた。
「……いいえ。私も戦わせてください。」
「へ……」
「本当は使いたくありませんでしたけど……。剣は、人を守るために振るうように教わりました。」
クロ―ゼはスカートにベルトを撒いて止めていた鞘からレイピアを抜き、構えた。
「今が、その時だと思います。」
「ええっ!?」
「護身用の細剣?」
クロ―ゼの行動にエステルとヨシュアは驚いた。
「その子を放してください。さもなくば……実力行使させていただきます!」
「か、かっこいい……」
「……可憐だ……」
レイピアを構えたクロ―ゼの姿にレイヴンの下っ端達は見惚れた。
「可憐だ、じゃねえだろ!」
「こんなアマっ子にまで舐められてたまるかってんだ!」
「俺たち『レイヴン』の恐ろしさを思い知らせてやるぞ!」
見惚れている下っ端達にディンは渇をいれ、レイスは怒り、ロッコは下っ端達に命令した。
「「「ウイーッス!」」」
下っ端達はロッコの命令に呼応し、エステル達に襲いかかった!
「相手は6人か……こっちの数もちょっと増やしたほうがいいわね。はぁぁぁぁ!旋風輪!」
「「「ギャッ!?」」」
「うわ!?」
襲いかかった下っ端達とレイスをエステルはクラフトを使って吹き飛ばした。ロッコはヨシュアが相手をし、ディンはクロ―ゼがレイピアで応戦していた。
「………来て!テトリ!!」
そしてエステルは味方の数を増やすためと後方の援護を任せられるテトリを召喚した。
「あなたの力を貸して、テトリ!」
「はい!」
召喚されたテトリは足元の木の根から弓を形造り、魔力の矢を片手で形成して弦に矢を通して構えた。
「「「な!?」」」
「な……一体なんだってんだ!?……って今はそれどころじゃねぇ!お前等、何を呆けて嫌がる!増えたとは言え、相手はアマだ!一気にたたみかけるぞ!」
「「「ウイーッス!」」」
「元、神殺しの使い魔を舐めないで下さい!やぁっ!!」
「「「「うわっ!?」」」」
テト
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