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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第36話
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て太刀を握るリィンの両手を握った。するとリィンの太刀はベルフェゴールの膨大な魔力によって天にも届くほどの巨大な太刀になり、リィンとベルフェゴールは同時に跳躍して巨大化した太刀を振り下ろした!

「「クルーアル・ブラスト!!」」

「ぐあああああああああああああっ!?」

リィンとベルフェゴールの協力技(コンビクラフト)――――クルーアル・ブラストによる斬撃を叩きこまれた兵士達は斬撃を叩きこまれた後に起こったドーム型の膨大な魔力エネルギーによる爆発に巻き込まれ、ゴミ屑のように空へと舞い上がって地面に叩きつけられた!

「これで終わりよ!せいっ、せいっ……とぉぉりゃああああっ!!」

全身に闘気を纏ったエステルは助走を付けて全身を回転させながら跳躍した。



するとエステルは闘気によって巨大な”鳳凰”の姿になり―――

「奥義―――――鳳凰烈波―――――ッ!!」

巨大な”鳳凰”となったエステルは残りの兵士達に向けて突撃した!

「ぎゃああああああああああああああああああっ!?」

リベールの”英雄”であり、”剣聖”の称号を持つ父親から受け継ぎし八葉の奥義―――鳳凰烈波によるドーム型に広がった闘気の大爆発を受けた兵士達は全員重傷を負った状態で気絶して地面に叩きつけられ、奥義を放ち終えたエステルは元の髪と瞳の色に戻った!



リィン達の活躍によって領邦軍は隊長唯一人を残し、”全滅”状態に陥り、エステルが元の姿に戻ると同時に曇っていた空は晴れ、夕陽が戦場となった街道を真っ赤に照らした…………!
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