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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第34話
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十六夜―――”突”!!」
「ガガッ!?」
「ぐあっ!?」
「ギャアッ!?」
その
時殿
(
しんがり
)
にいたエステルとツーヤがそれぞれ遠距離攻撃の
技
(
クラフト
)
を放って銃を構えた兵士達を吹っ飛ばした!そして中央広場を駆け抜けたリィン達は職人街に駆け抜け、街道に差し掛かろうとしたその時
〜職人街〜
「!みんな、止まって!」
何かに気付いたヨシュアが警告し、警告を聞いたリィン達が立ち止まるとオーロックス砦でも見かけた戦車―――”アハツェン”が3台、街道へ続く道を塞ぐかのような位置で待機し、リィン達に砲口を向けていた!
「なっ!?あれは……!」
「オーロックス砦で見た戦車……確か……”アハツェン”、でしたよね……!?」
”アハツェン”を見たリィンとエマは驚き
「あんな物まで持ち出してくるなんて、形振り構わなくなってきたね。」
「市民達に犠牲が出てもあたし達を逃がしたくないようですね。」
「戦車まで持ち出すなんて幾ら何でも、大人気なさすぎでしょ。」
フィーとツーヤは警戒の表情で”アハツェン”と周囲にいる兵士達を睨み、エステルは呆れ
「クッ……先程の魔獣といい、脱走者を捕える為に領邦軍はここまでするのか!?」
「だから俺に聞くな!貴様ら……こんな所で砲撃すれば、職人街にどれ程の被害を与える事になるのか、わかっているのか!?」
マキアスはユーシスに視線を向け、視線を向けられたユーシスは兵士達を睨んで怒鳴った。
「隊長!ユーシス様もいますが、いかがいたしましょう……?」
一方”アハツェン”を運転している兵士は”アハツェン”の傍にいる隊長に指示を仰ぎ
「ユーシス様に被害が行かないように、牽制代わりに周囲の建物を砲撃しろ。そうすればこちらも本気だと悟って、投降してくださるだろう。」
「ハッ。」
隊長の指示を聞き、砲口を近くの建物へと向けた。しかしその時!
「下らないプライドの為だけに守るべき民達を傷つけようとするとは……本来なら死罪ですわよ。」
「そんな悪い事をする人達にはお仕置きだよ!」
金髪の女性と蜂蜜色の髪の娘が建物の影から姿を現し、それぞれ”アハツェン”の背後から強襲し
「セイッ!!」
「次元斬!!」
金髪の女性は槍に膨大な聖気を纏わせて槍で薙ぎ払い、蜂蜜色の髪の娘は魔力を纏わせた長剣で”空間ごと”切り裂いた!すると二人の攻撃を受けた2台の”アハツェン”はそれぞれ易々と切られ、”アハツェン”から操縦者の兵士達が姿を現し
「え―――」
「な―――」
戦車が生身の人間に斬られるという信じられない光景にエステル達を除いたそ
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