1部分:第一章
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。あまりにも笑うので口の中の牙が見えてさえいる。そしてそれはブライアントも同じであった。
「鶏かな?それとも魚かな」
「僕達何でも食べられるけれどな」
「けれど何だろうな」
実はこの二匹には好き嫌いはなかったりする。その分飼いやすくはある。
「それが問題だけれどな」
「まあ何はともあれ」
トレーパーは言うのだった。
「今晩は楽しみだな」
「ああ、そうだな」
そしてブライアントも頷く。
「御主人達が帰ったその時がな」
「待ち遠しいな」
そんなことを言いながらとりあえず居間に戻った。そうして日課の睡眠に入ろうとしていた。
ところがだ。ここで白い絨毯の床の上に。あるものを見つけたのだった。
「おい兄弟」
「どうしたよ」
「あれ見ろ、あれ」
まずはトレーパーがブライアントに言ってきた。
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