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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
奈良最強の選手
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考えた後、やがて顔を上げ口を開いた。

「そこまで言われたら、断る訳には行かないな…。わかった、俺は雷門イレブンに協力しよう」

そんな少し口元を緩めながら話した黒薔薇に円堂は、黒薔薇の手を握り握手をした。

「黒薔薇サンキューな!お前がいたらエイリア学園にも負けないぜ!」

円堂に半ば強引に手を握られ、ブンブン上下に腕を振られている黒薔薇は話す。

「わ、わかったから!手を離してくれないか!?」

「あ、ごめんごめん!」

円堂の握手から解放された黒薔薇は、軽く咳払いをした後話す。

「それで何をすればいい」

その黒薔薇の問いに俺が応えた。

「取り敢えずは今から奈良シカTVに向かう。そこにエイリア学園が居るんだ」

「なに?今、エイリア学園は奈良にいるのか?」

「ああ。だから俺たちはお前を探しに来たんだ。すまないが時間がないんだ、今からすぐに移動する。ついて来てくれ」

俺たちはキャラバンに戻り、黒薔薇に背番号17のユニフォームを配布した後、急いで奈良シカTVに向かった。

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