第28話
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で叫んだ後苦笑しながらアネラスを見つめた。
「もちろん!可愛い事は正義だもん!シェラ先輩やアーシア先輩みたいな格好いいお姉様にも憧れるけど……やっぱりレンちゃんみたいな可愛く着飾った年下の女の子に勝るものなし!ぬいぐるみなんか抱いてたらぎゅっと抱き締めたくなるよ〜。」
「あら、それは残念だったわね。レン、プライベートの時ならぬいぐるみを抱きながら本を読んでいる時もあるし、寝る時はいつもお気に入りのぬいぐるみを抱いて寝ているわよ?昨夜だってお家から持ってきたぬいぐるみを抱いて寝ていたし。ちなみにパジャマは勿論お気に入りのフリフリのパジャマよ♪」
「何ですとっ!?レンちゃん、今夜是非一緒に寝ていいかな!?」
普段から可愛く着飾っているレンがフリフリの可愛いらしいパジャマ姿でぬいぐるみを抱いて天使のような可愛いらしい寝顔で眠っている瞬間を思い浮かべたアネラスは血相を変えてレンを見つめ
「うふふ、どうしよかっな♪」
アネラスの表情を見たレンはアネラスの反応を遊ぶかのように笑顔で答えを誤魔化し
「あ、あはは……(レンでこの状態なんだからこりゃ、ティータに会ったら卒倒するかもしれないわね……)」
エステルはアネラスが可愛い妹分と出会った時の反応を思い浮かべ、苦笑いをしていた。
「フゥ、それにしても……。初めて会った時と比べるとエステルちゃん、変わったよね。」
「えっ?」
「最初はいかにも新人君で初々しい印象しかなかったけど……。今は、初々しさを残しながらぐっと頼もしくなった気がする。それって結構スゴイことだよ?」
「うふふ、ようやくレンの”おねえちゃん”らしくなって、レンも嬉しいわ♪」
「や、やだなぁ……。アネラスさん、おだてないでよ。それにレンまで一緒になって……」
アネラスとレンから褒められたエステルは恥ずかしそうな表情をしていた。
「そういえば、アネラスさん、レン。そろそろ演習の時間じゃない?」
「あ、そうだね。いったん部屋に戻ろうか。それじゃあ、また後でね〜!」
「エステルは遅刻して、妹のレンに恥をかかせないように注意してよね?」
「うっさいわね!余計なお世話よ!」
そしてエステル達はそれぞれが泊まっている部屋に向かって、準備を始めた……………
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