第36話
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部の推薦状を貰った。推薦状をもらって喜んでいたエステルとヨシュアだったが、未だに連絡がつかないカシウスの事が心配になった。しかしその後カシウスからしばらく帰れないことの便りを貰い安心した。また、カシウス宛の謎の小包で漆黒のオーブメントは小包に書いてあった”R博士”を探して届けるためにエステル達が預かった。その後シェラザードは事件が解決したのでロレント支部に戻ることになり、ロレントに観光に行くオリビエと共に定期船に乗ってロレントに行くために見送りのエステル達と空港に行った。
〜ボース国際空港〜
「それじゃ、あたしはこれでロレントに戻るけど………まあ、プリネさん達がいるから心配は無用と思うけど無茶は禁物だからね?」
「も〜、大丈夫だってば。一応、正遊撃士を目指す旅だもん。シェラ姉ったら心配のし過ぎだよ〜。」
「エステルの言う通り何とかやっていけますから、心配はしないで下さい。」
シェラザードの心配の言葉にエステルとヨシュアは大丈夫だと答えた。
「プリネさん、リフィアさん、エヴリーヌさん、本来なら私の役目なんですがエステル達のことをお願いします。」
「うむ!余達に任せるがよい!」
「エステルさん達が何か困った時があれば出来る限る力になりますから、安心して下さい。」
「エヴリーヌ達がいるんだから、大船に乗った気持ちでいていいよ。」
「ありがとうございます。……あんたたちの歳で正遊撃士を目指すのは珍しいんだからくれぐれも無茶しないようにね。
それと、困ったことがあったらプリネさん達に相談するかロレント支部に連絡するのよ。あんたたちがどこに居ようとすぐに駆けつけて行くからね。」
リフィア達にエステル達のことを託して安心したシェラザードはいつでも相談するように言った。
「うん……ありがとね、シェラ姉。シェラ姉の方こそあんまり飲み過ぎないでよね。あたし、それだけが心配なんだから。」
「タハハ……まあ、気を付けておくわ。」
心配したエステルから逆に心配されたシェラザードは苦笑しながら答えた。
「フッ、心配しないでくれたまえ。何といってもシェラ君にはこのボクが付いているのだから!」
そこにオリビエが出て来て胸をはって答えた。オリビエの発言にオリビエ以外は全員脱力した。
「……で、どうしてあんたもロレントに行くわけ?しかもシェラ姉と一緒に……」
「フッ、ボースの郷土料理はとりあえず全部味わったからね。そろそろ他の地方に足を向けてみようと思ってね。ロレントの料理は、野菜が絶品と聞いているし、シェラ君が噂の『闇の聖女』と深い知り合いだというから今から楽しみだよ。」
ジト目で睨んで尋ねたエステルの疑問にオリビエは楽
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