外伝〜乙女の決意〜(SC篇開始)
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を利用して襲って来たがカシウスは苦戦しながらも撃退し、撃退したヨシュアに”身喰らう蛇”に所属していると思われる者達がカシウスの暗殺を失敗したことを理由に襲い掛かり、ヨシュアが瀕死の所をカシウスがわって入って襲撃者達をそのまま撃退し、家に連れ帰った事。
そしてヨシュアは5年間、”身喰らう蛇”の手の者による暗示によって遊撃士協会に関する情報を”身喰らう蛇”に流し続けていた事。その全てはルークを驚愕させた。
〜貨物飛行船〜
「…………………」
全てを聞き終えたルークは驚きの表情で絶句し
「なるほどね。――――となるとヨシュアが消えた理由は例え操られていたとはいえ、レンやエステル達を裏切ってしまった事の罪悪感に耐えられず……と言った所かしら?」
レンは考え込んだ後真剣な表情で尋ねた。
「ああ、恐らくそうだろうな。」
「………母さんはその事、知っているのか?」
レンの推測に頷いたカシウスにルークは真剣な表情で尋ね
「………レナは知らん。余計な気苦労を負わせる訳にはいかなかったし、何よりヨシュアも望まなかった。」
「そっか……………”身喰らう蛇”。まさかその名前が出てくるなんて……!」
答えを聞いたルークは疲れた表情で溜息を吐いた後唇を噛みしめた。
「その様子だとルークはその”身喰らう蛇”って組織を知っているのかしら?」
「ああ。とは言っても知り合いの”星杯騎士”――――イオンやアリエッタから軽く聞いたぐらいだよ。長い歴史の中、裏で”星杯騎士団”と何度も争った事がある裏組織だってな。」
「………となると、”身喰らう蛇”とやらはかなり以前から存在していたようだな………」
シェラザードの疑問に答えたルークの話を聞いたカシウスは真剣な表情で考え込み
「今はそんな事はどうでもいいわ。それよりパパ、一つ聞きたいのだけどいいかしら?」
レンは溜息を吐いた後真剣な表情でカシウスを見つめた。
「何だ?」
「パパは”いずれこうなる事がわかっていて”、ママやレン達に黙っていたのかしら?」
「…………すまん。」
責められるような視線のレンに見つめられたカシウスは目を伏せて呟き
「父さん………」
その様子をルークは複雑そうな表情で見つめていた。
「まあ、黙っていた理由はどうであれ………―――ヨシュアもパパも”最低”よ。エステル……―――いえ、ヨシュアにとっては恋している相手で、パパにとっては大切な娘が泣くとわかっていて、黙っていたんだから。」
「ああ………先程シェラザードにも同じ
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