外伝〜去りゆく決意〜
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撃士になって、ちょっと緊張しているせいかな……?気が引き締まった気分なんだ。」
「なんだ、そう言うことか。ま、その気持ち、わからなくはないぜ。じゃあ、エステルを部屋に届けてくるぜ。」
ヨシュアの説明に納得した様子で頷いたルークはヨシュアに背を向けて歩き出したが
「兄さん。」
「うん?どうした?」
ヨシュアに呼び止められ、振り向いた。
「これからも、エステルのことを守ってね。」
「ハハ……何を言い出すかと思えば……『家族』なんだから当たり前だろ?」
「そうだね………」
「じゃあ、シェラザードのところに届けてくる。」
「うん。…………ありがとう、兄さん。あなたやレンがいればエステルのことを安心して任せられるよ……」
エステルを背負ったルークを見届けたヨシュアは小さな声で呟いた後、城から人知れず姿を消した。
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