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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第23話
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公爵家を中心とした貴族社会のために造られてきたと言っても過言じゃないだろう。」

「なるほど、それで……」

「バリアハート市の様々な施設に貴族の影響力があるから、”貴族の街”というわけですね。」

ユーシスの説明を聞いたエマとツーヤはそれぞれ頷き

「フン、自分の実家のことを冷静に評価できているじゃないか?」

マキアスは鼻を鳴らした後呆れた表情でユーシスを見つめた。



「事実は事実だからな。お前も、いつもの貴族批判は大通りなどでは控えておくことだ。領邦軍の巡回兵あたりにしょっ引かれたくなければな。」

「い、言われなくたってその程度の分別はわきまえている!」

「まあまあ、ユーシスさんはマキアスさんの為にも忠告してくれているのですから、そんな目くじらを立てなくても……」

「あはは……」

「……やれやれ。」

ユーシスの忠告を聞いてユーシスを睨んだマキアスの様子を見たツーヤは宥め始め、エマは苦笑し、フィーは呆れ

(まあ……この調子で何とかやって行けそうかな?)

リィンは若干の安堵感を覚えながら二人を見つめていた。



そして列車はバリアハートに到着した。
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