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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第22話
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をレーヴェが静かな表情で答えた。
「……そのツーヤさん。ツーヤさん一人に負担をかけてしまって本当に申し訳ありません。」
「いえ。エマさんの連携や援護は助かりましたから、お互い様です。」
謝罪するエマの言葉にツーヤは謙遜しながら受け止め
「……わかってはいたけどちょっと酷過ぎるわねぇ。ま、そっちの男子2名はせいぜい反省しなさい。ツーヤ一人に負担をかけたのは君達の責任よ。」
サラ教官は呆れた後真剣な表情でユーシスとマキアスを見つめて厳しげな評価をした。
「……………くっ……………」
「…………………」
サラ教官の評価を聞いたマキアスは悔しそうな表情をし、ユーシスは唇を噛みしめた。
(何時になく厳しいな……)
サラ教官の評価を聞いたリィンは静かな表情で呟き
(……今回ばかりは仕方ないかもしれないわね。)
アリサは心配そうな表情で厳しげな評価を貰った二人を見つめていた。
「―――今回の”実技テスト”は以上。続けて今週末に行う”特別実習”の発表をするわよ。さ、受け取ってちょうだい。」
そしてサラ教官はリィン達に”特別実習”のメンバー表を配った。
5月特別実習
A班:リィン、エマ、マキアス、ユーシス、フィー、ツーヤ
(実習地:公都バリアハート)
B班:アリサ、ラウラ、エリオット、ガイウス、プリネ
(実習地:メンフィル帝国領、セントアーク市)
「これは………」
(また露骨な人選ねぇ。)
メンバー表を見たリィンは驚き、ベルフェゴールは苦笑し
「ハア………」
「そ、その……元気を出してね、ツーヤ。」
疲れた表情で溜息を吐いたツーヤを見たプリネは苦笑しながら慰め
「バリアハートとセントアーク……どちらもよく聞く地名だな。」
ガイウスは静かな表情で呟いた。
「バリアハートは東部にあるクロイツェン州の州都だね……」
「セントアークは帝国南部にあるサザーラント州の州都……だったんだけど”百日戦役”でメンフィルに制圧されて、そのままメンフィル領となった都市よ。」
エリオットと共に答えたアリサは言い辛そうな表情でプリネやツーヤを見つめ
「そういう意味では双方で釣り合いは取れているはずだが……」
「はい……ですが……」
「それ以前の問題かも。」
ラウラの言葉に頷いたエマは心配そうな表情で呆れた表情をしているフィーと共にユーシスをマキアスを見つめた。
「―――冗談じゃない!サラ教官!いい加減にしてください!何か僕達に恨みでもあるんですか!?」
その時
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