第24話
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「……どうやら、わたくしが説得に出た方がよさそうですね。」
親衛隊員の報告にユリア中尉が慌てている中、アリシア女王は静かに歩み出た。
「お、お祖母さま……!?」
「屋上のテラスに出て到着した部隊に声をかけます。ユリア中尉、用意してください。」
「で、ですが……万が一攻撃されてしまったら!」
「わたくしは彼らを信じます。誤解があったとはいえ、彼らもリベールの民……。わたくしの姿を見て、声を聞いてなぜ攻撃することがありましょう。」
「陛下………」
アリシア女王の優しさにユリア中尉は反論できず、複雑そうな表情で黙り込んだ。
「エステルさん、皆さん……。こんな事を頼むのは非常に心苦しいのですが……」
「女王様……。それ以上は仰らないでください。リシャール大佐の野望はあたしたちが食い止めます!」
「どうかお任せください。」
そしてアリシア女王の依頼を受けたエステル達はエレベーターで地下に降りた後、メンバーを厳選して探索を始めた。
ルーク、フレン、バダック、アリエッタを探索メンバーに加えたエステルとヨシュアは途中の道を阻んだカノーネ大尉とカノーネ大尉が操る古代の人形兵器を撃退した後探索を続け、最奥に到着した……………
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