第23話
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…」
「す、すみません。」
「ううん、気にしないで!まさかさっきのアーツにあんな効果があるなんて、予想もしていなかったし。」
「うふふ、ここから反撃開始ね♪」
自分達が足手纏いになった事に悔しそうにしている二人を慰めるかのようにエステルは苦笑しながら言い、レンは口元に笑みを浮かべてロランス少尉を見つめた。
「やれやれ……少々本気を出す必要がありそうだな。ハァァァァ……!」
一方ロランス少尉は剣に膨大な闘気を溜め込み
「アリエッタだって本気、出しちゃうんだから………!」
アリエッタは膨大な魔力をぬいぐるみに溜め込んで天へと掲げた。するとアリエッタを中心に魔力による衝撃波が発生し
「終わり!イービルライト!!」
掲げた人形から極太の魔力エネルギーがロランス少尉を襲い
「むんっ!受けて見ろ、荒ぶる炎の渦を!―――――鬼炎斬!!」
ロランス少尉は剣を振るって炎の斬撃波を放ち、放たれた斬撃波は真っ直ぐに向かって来る極太のエネルギーとぶつかり、互いの攻撃を相殺した!
「ほう、今のを相殺するか。」
奥義を相殺された事にロランス少尉は感心し
「うふふ、ここからが反撃の時間よ♪フゥゥゥゥ………ハッ!!」
レンは気功技―――軽功で自らの身体能力を上昇させ
「漲(みなぎ)れ!――――柔招来!!」
エステルは闘気を溜め込んで解放し
「レン、行くわよ!!」
「ええっ!!」
レンと共に上昇した身体能力でロランス少尉に詰め寄って攻撃を繰り出した!
「空破――――」
「!!」
一瞬で詰め寄って来て突きを繰り出したレンの攻撃をロランス少尉は防ぎ
「絶掌撃!!」
「させんっ!」
更に背後に回って繰り出された突きもすぐに反応して防いだ!しかしその時ロランス少尉の側面からエステルの強烈な突きが繰り出されると共に鞘に一旦小太刀を納めた後両手に闘気を溜め込んだレンの拳が繰り出された!
「兎迅衝!!」
「剛烈破掌!!」
「ガッ!?」
力を一点集中させた突きと拳を叩きつけられた際に解放された闘気の爆発を同時に受けたロランス少尉は勢いよく吹き飛ばされて壁にぶつかった!
「クッ、やるな……!」
壁にぶつかった際に伝わって来た衝撃に呻くロランス少尉が立ち上がったその時
「逃がさないわよ!ヴァリアブルトリガー!!」
「グッ!?」
既に銃を装備したレンが正確無比な狙撃でロランス少尉に追撃を叩き込み
「今よ!―――エアリアル!!」
「何っ!?クッ……!」
シェラザードが発動した竜巻のアーツに呑みこまれて怯み
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