暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第15話
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
ないかしら。」
「―――サラ教官は言っていた。”せいぜい悩んで、何をすべきか自分達自身で考えてみろ”って。だったら……今が”その時”じゃないか?」
不安そうな表情をしているエリオットとアリサの言葉を聞いたリィンは真剣な表情で答えた。
「あっ……」
「……ふむ。」
リィンの発言にエリオットは呆け、ラウラは頷き、他のクラスメイト達もその場で黙って考え込んだ。
「……なるほどね。確かにこれも特別実習のうち、なのかもしれない。」
「……う、うん。ちょっと不安だけど……僕達だけでやるしかない、よね?」
「義を見てせざるは勇無きなり……か。ふふ、いいだろう。私もそなたに乗らせてもらおう。」
「私も出来る限りの事はしたいです。このままですとあのお二人が余りにも不憫ですし……」
「お前さん達……そうじゃな。大市の利用者や商人たちの安全のためにも……そこまで言ってくれるのならお願いするとしようかの。」
リィン達の申し出に心からの感謝をしたオットーはリィン達に事件の調査の依頼をした。
「…………ありがとうございます。精一杯やらせていただきます。」
「ただし、くれぐれも深入りしすぎぬようにな。なにせ、夜闇に紛れて事を起こすような犯人じゃ。どんな危険な人物かわからん。お前さんたちを預かる身として、何かあったらヴァンダイク殿にも申し訳が立たぬからのう。」
「は、はい……気を付けます!(って、僕が一番注意しないといけないよね……)」
「さて、そうと決まれば善は急げだな。」
「ええ、早速事件を調べに行きましょう!」
こうしてリィン達は大市で起こった事件の解決の為に動き出した。
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ