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Fate/The key to an absolute victory
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イン、と
申します。ですが、戦場ではセイバーと呼んでいただく方が宜しいかと。」
どうして?ときく前に、セイバー改めガウェインは続けた。
「真名を公開してしまったら、
相手に対策をされる可能性があります。聖杯戦争は、情報が重要になります。これは、宝具も同様です。」
宝具?
「えっと、その宝具の説明も頼んでも良いか?」
「かしこまりました。宝具は、その真名を解放する事によって、強力な攻撃をする事が出来ます。
ですが、宝具の真名からサーヴァントの真名を当てるのは容易ですので、相手を完全に仕留める時に使用した方が宜しいかと。」
ふむふむ。分かりやすい。
「有り難う。あと、俺は雨宮和人っていう。」
「恐縮です、雨宮様。」
そこで会話は途切れたが、もう
1時間が経とうとしていた。
そろそろか.......
そう思いつつ、その時を待つ。
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強制転移。
気付いたら、そこにいた。
眩暈の先に辿り着いた場所に。
「さて、揃ったかな?...............
ふむ、人数は1054人か。もう9000人死んだか。早いな。」
9000人!?なんで...............
重々しい声は、疑問を無視して続けた。
「これより、聖杯戦争予選を開催する。ルールは解説書の通り。健闘を祈る、若きマスター達よ。」
そう言って、言葉は途切れて消えた。
沈黙が辺りを支配した。

始まった。予選が。

殺し合いの序章が.................?

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