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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第10話
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が声を上げ
「………”実技テスト”にベルフェゴールを手伝せていいのですか、教官。」
ベルフェゴールを使っていい事に気付いたリィンは驚きの表情で尋ねた。
「”実戦”を想定したテストでもあるからね。――――これは圧倒的不利な数に囲まれた時、どうやって生き残るかを見る物よ。3分間、そいつらからの攻撃を耐えて戦闘不能になっていなければいいわ。」
「さ、3分も耐えなきゃ駄目って……一体でも凄く強いのに……」
「普通に考えても無理よね……?」
「うむ。多勢に無勢としか思えない。幾ら一人の力が秀でているとはいえ、限界があるだろう。」
サラ教官の説明を聞いたエリオットは表情を引き攣らせ、アリサは不安そうな表情をし、ラウラは頷いた後真剣な表情で言った。
「フフ、普通ならそうだけど私相手に”多勢に無勢”なんて諺は当てはまらないわよ♪」
その時ベルフェゴールがリィンの傍に現れ
「手伝ってくれるのか?ベルフェゴール。」
ベルフェゴールの自分からの登場にリィンは目を丸くして尋ねた。
「ええ。私の事をここまで侮られたんだから、”魔神”としてちょっとは力を示しておかないとね♪」
「……わかった。―――合図をお願いします。」
ベルフェゴールの返事に頷いたリィンはベルフェゴールと並んでサラ教官に視線を向けた。
「ふふ、やる気があって何よりだけど、この数相手にどこまで奮戦してくれるのかしら?―――それでは始め!」
リィンに視線を向けられたサラ教官はベルフェゴールの普通なら無謀としか思えない言葉を思い出して苦笑した後号令をかけた。
「うふふ、面倒だから一瞬で終わらせてあげるわ♪」
号令がかかると同時にベルフェゴールは周囲の空気を震わせる程の片手に膨大な魔力を一瞬で溜め込んで空へと掲げ
「―――――雑魚は消え失せなさい。ルン=アウエラ!!」
不敵な笑みを浮かべて空へと掲げた片手を無造作に震った。するとその時眩い閃光が走った瞬間、町全体を轟かせる程の轟音と大地震が起こると共に超越したドーム型の大爆発が起こり、爆発による煙が消えると数十体の人形兵器達は塵も残さず消滅しており
「フフ、またいつでもいらっしゃい♪」
超越的な魔術攻撃を放ったベルフェゴールは魅惑的な笑みを浮かべてウインクをした。
「…………………」
ベルフェゴールの圧倒的な攻撃にサラ教官を含めたその場にいる多くの者達は口をパクパクさせていた。
「な、何なんだ、今のは!?」
「せ、戦車や戦闘用の飛行艇に搭載されてある導力砲でもあんな威力は出せないんじゃないの!?」
そして我に返ったマキアスとアリサはそれぞれ表情を青
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