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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第10話
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全身に光の淡い膜が覆い、そこに敵がリィンに突撃した!

「っ!」

エリオットのクラフトによって防御能力を高められていたリィンは敵の突撃を太刀で受け止めても怯まず敵を押し返そうとしていた。



「セイッ!」

そこにガイウスが側面から十字槍を突き出して攻撃を加えて注意を自分に向けさせ

「四の型―――紅葉切りっ!!」

敵が自分から離れた隙を狙ったリィンが一瞬の動作で敵に近づいて抜刀してダメージを与え

「そこだよっ!」

リィンが攻撃を加えるとリィンと”戦術リンク”を結んでいたエリオットはすかさず魔導杖を振るって導力波による弾丸を放って敵に命中させた!



「……………」

3人の攻撃によって傷ついた敵はリィン達を一気に沈める為に魔法(アーツ)の駆動を開始した。

「!ガイウス!俺と戦術リンクを。」

「承知!」

そしてリィンの言葉を合図にリィンとガイウスは戦術リンクを結び

「四の型―――紅葉切りっ!!」

リィンは再び一瞬で詰め寄って抜刀した。すると抜刀による強烈な一撃で全身を揺らされた敵は魔法(アーツ)の駆動を中断してしまい

「そこだっ!!」

そこに戦術リンクによるガイウスの連携攻撃が命中し

「アークス、駆動!アクアブリード!!」

更に二人の攻撃の最中にオーブメントの駆動を終えたエリオットのアーツも命中した。



「エリオット、ガイウス。この調子で行くぞ!」

「うん!」

「ああ!」

そして3人はそれぞれ協力して敵と戦い、何度か傷つきながらも一人も戦闘不能になる事なく敵を倒して消滅させた!



「フウ……」

「……よし。」

「な、何とか勝てたぁ……」

「うんうん、悪くないわね。戦術リンクも使えたし、旧校舎地下での実戦が効いているんじゃないの?」

戦闘を終わらせてそれぞれ安堵の溜息を吐いて武器を納めているリィン達を褒めるかのようにサラ教官は拍手しながら笑顔をリィン達に向けた。



「はは……そうかもしれません。」

サラ教官の労いの言葉にリィンは苦笑し

「ほう……?」

「むむ、いつの間にそんな対策を……」

ラウラとマキアスはそれぞれ興味ありげな様子でリィン達を見つめた。

「―――それじゃあ次!ラウラ、エマ、ユーシス、前に出なさい!」

その後実技テストは順調に進み、残りはプリネとツーヤだけになった。



「はあはあ……」

「お、思った以上に苦戦させられたわね……」

「やっぱり”戦術リンク”が鍵になるみたいですね……」

「チッ、面倒なものを。」

戦闘による疲労でマキアスやアリサ、
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