暁 〜小説投稿サイト〜
宇宙を駆ける狩猟民族がファンタジーに現れました
第二部
狩るということ
じゅうさん
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れも追々、か。

 私は木々を跳び移りながら、彼女の姿を思い出す。

 そう言えば、エリステインは律儀に約束を守ったことになる。真面目な彼女のことだ。どこかで彼女の口から私の情報が漏れるのは致し方ないと、半ば諦めていた。
 それが、いい意味で裏切られたというのは、うん、良かった。



――そのとき、私は最後までその場に残り、彼らを監視するべきであった。

――翌日、手足を魔物に喰い千切られ、身体中に傷を追った彼女を、ガミュジュと戦闘を行ったほど近い場所で発見することとなる。
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