第1章〜消えた飛行客船〜 第15話
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歳かわからないかもしれませんね。」
「へ………なんで?」
エステルはペテレーネ自身が自分の年齢を把握していないことを不思議に思い聞き返した。
「”神格者”であるお母様には年齢など無意味ですから。」
「その”神格者”って言うのはなんなんだい?」
ヨシュアは聞いたこともない言葉が出て来てそれの意味を聞いた。
そしてプリネはペテレーネの年齢を知りたがっていた3人に神格者がどういう存在、そしてペテレーネが神格者を目指した理由の一つを話した。
「ふわぁ〜……聖女様って年をとらないんだ………さすが聖女様ね〜……」
エステルはペテレーネが年をとらないことを知り呆然とし
「凄いな……よくおとぎ話とかで出てくる不老不死が本当にあるんだね……」
ヨシュアは不老不死があることに驚き
「永遠に年をとらず、ずっと好きな人の傍に居続ける……か。師匠の好きな人ってメンフィル皇帝でしょ?メンフィル皇帝は魔神の血を半分引いているお陰で不老の存在だって前に師匠から聞いたことがあるわ。……夫は皇帝でしかも両方とも若い姿のまま……女としては羨ましい限りね……」
シェラザードは女として最高の幸せを手に入れたペテレーネを羨ましがった。
「”魔神”ってそんなに凄いんだ……あれ?もしかして3人共あたしより凄く年上??」
エステルは感心しながらあることに気付き3人に聞いた。
「私は18になったばかりですけど、ほかのお2人は……」
プリネはリフィアとエヴリーヌを見て言い淀んだ。
「エヴリーヌは何万年も封印されて眠っていたからよくわかんない……」
「な、何万年〜!?どれだけ凄いのよ……リフィアは?」
エヴリーヌの言葉にエステルは思わず叫んだ後、リフィアに聞いた
「む……余か。余もあまり年は気にしていないのじゃが、少なくともシェラザードよりは年上のはずじゃ。」
「え!?背はあたしよりも低いのにシェラ姉より年上!?」
「背のことは申すでない!余も一応気にしているのじゃ!……全くなぜじゃ?母やカーリアン婆はあれだけ体つきがいいのになぜ余だけ……ブツブツ……」
「えっと……リフィア?どうしちゃったの??」
急に独り言を言いだしたリフィアにエステルはわからなかった。それを見たプリネは3人に小さな声で話した。
「リフィアお姉様……ああ見えて、家族の中で自分だけ背や胸が小さいことを凄く気にしているんです……だから、今後そのことは言わないで貰えると助かります……」
「あはは……了解。」
「うん、僕も絶対に誰にも言わないよ。」
「私も女として誰もが気にする事、絶対に言わない事を誓うわ。」
3人はプリネの頼みを苦笑し、真面目な表
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