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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜人間に降りし妖艶魔王〜
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ールを見つめた。
「さっきの二人を逃がして変身した時点で、考えが見え見えよ。暴走の可能性が高いさっきの変身状態で二人を傷つける事を恐れていた事がね。」
「………………………一つだけ、約束してくれ。」
「?何かしら。」
「俺と契約している間は俺達が戦う相手以外は絶対に傷つけない事。それは約束してもらうぞ。」
「もしかして私が何の罪もない人達を夜な夜な殺す血も涙もない悪魔とでも思っていたのかしら?だとしたら、偏見よ。大体私は罪もない人達を殺すなんて悪趣味な事はしないし、気持ちいいコトをする事や面白い物を見る事の方がよっぽど好きだし、”魔神”の中では”人間”という種族自体も好きな方よ?」
真剣な表情のリィンに見つめられたベルフェゴールは首を傾げた後呆れた表情をしてリィンを見つめ
「そうか………」
ベルフェゴールは危険な存在ではないと理解したリィンは安堵の溜息を吐いたが
「あ、でも私と契約したからには時々”性魔術”で精気を分けてもらうからね♪」
「なっ!?」
からかいの表情で自分を見つめて言ったベルフェゴールの発言に顔を真っ赤にして驚いた。するとその時パリンとガラスが割れるような音がした!
「!?何だ、今の音は……!?」
「あら。私の結界を力づくで破るなんて、一体誰かしら?”一角”の力では無理なはずよ。」
音を聞いたリィンは驚いて周囲を警戒し、ベルフェゴールは目を丸くした。するとその瞬間、扉が開かれサラ教官、レーヴェ、プリネ、ツーヤ、そしてアムドシアスを先頭に”Z組”のメンバーが次々と部屋に突入して来た!
「リィン、助けに来たよ!って、わあ!や、やっぱりまだいた〜!!」
「どうやら間に合ったようだな……」
部屋に入って来て叫んだエリオットはすぐにベルフェゴールの存在に気付いて不安そうな表情をし、ベルフェゴールの傍に無事な様子で立っているリィンを見つけたガイウスは安堵の溜息を吐いた。
「な、なななななな、何だその破廉恥な格好の女性は!?」
「し、下着姿じゃない!」
「もしかして痴女?」
「み、皆さん。今はそんな事を気にしている場合じゃないのでは……」
一方肌をふんだんに見せ、下着としか思えないようなベルフェゴールの服装を見たマキアスとアリサは顔を真っ赤にして混乱し、フィーは呆れた表情でベルフェゴールを見つめ、マキアス達の様子にエマは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「………”闇夜の眷属”の女性とは皆、ああいう服装なのか?」
「い、いえ。確かに睡魔族は総じて目の前の方に似たような姿ですけど、他は違いますよ。」
「やれやれ……睡魔族の存在によって”闇夜の眷
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