暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜妖艶魔王との契約〜
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「―――どうやら全員揃っているようね。」
「あ……サラ教官、レオン教官!」
その時サラ教官がレーヴェと共に到着し、エリオットの声を聞いたその場にいる全員はサラ教官達に注目した。
「どういう状況だ?見た所、シュバルツァーと”敵”がいると思われる場所へ続く扉は何らかの結界で阻まれているようだが。」
「恐らくだけどリィンさんが相手している”はぐれ魔神”がエリオットさんとガイウスさんが撤退した時に邪魔者が入らないように結界を展開したんだと思うわ。」
「あたしとプリネさんが真っ先に到着して結界の破壊を試みようとしているのですが……”魔神”の魔力によって展開された結界は予想以上に強固で破壊できなくて、困っていたんです。」
レーヴェに状況を尋ねられたプリネとツーヤはそれぞれ答え
「どれどれ………?セイッ!!」
二人の話を聞いていたサラ教官は片手に持つ強化ブレードに力を入れて振り下ろして結界にぶつけた後続けてもう片方の手に持つ導力銃で銃弾を連射したが、結界はビクともしなかった。
「―――何らかの仕掛けの可能性は?」
すぐに次の手段を講じる事を判断したサラ教官は魔術関連に詳しいと思われるプリネに尋ねたが
「ありません。解除するには中にいる術者自身が解除するか、力づくで結界を破壊するしかありません。」
「つまりは手詰まりって訳ね………………………」
プリネの答えを聞いて、その場で真剣な表情で考え込んだ後やがてある提案を思いついた。
「――プリネ、ツーヤはそれぞれ戦術リンクを繋いで。」
「わかりました。」
「はい。」
サラ教官の指示によってプリネとツーヤは互いのオーブメントで”戦術リンク”を繋げ
「で、レーヴェはあたしと”戦術リンク”を繋いで。」
「……一体どうするつもりだ。」
サラ教官に視線を向けられたレーヴェは尋ね
「一点集中で強力な攻撃を連続で当て続ければどんな強固な結界でも普通なら罅くらいなら入れられるはずよ。で、この中で息ピッタリに強力な攻撃を続けてできるのは現時点ではあの二人だけだし、あんたとあたしレベルならあの二人に合せなくてもタイミングは大体読めるでしょう?」
「―――なるほどな。いいだろう。」
サラ教官に納得した後サラ教官のオーブメントと”戦術リンク”を繋いだ。
「あんた達は一端下がりなさい!――――プリネ、ツーヤ!あんた達二人の攻撃が合図よ!」
「わかりました!一撃目は私が入れるからツーヤ、貴女は二撃目をお願い。」
「はい!」
そしてエリオット達は一端下がってプリネ、ツーヤ、サラ教官、レーヴェが結界の前に移動してそれぞれの武器を構えて大
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