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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第2話 零治VSライ
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るのだってずっと避け続けるのなんて無理だし………」

そう言いながら立ち上がるライのバリアジャケットはボロボロで際どい格好が更に際どくなっている。
本当にスタイルがいいなぁ………私だってもう少しすればいつかは………

「………ライ、取り敢えずバリアジャケット解除して元の格好になってくれ」
「えっ………!!」

自分の格好に気がついたライは直ぐにバリアジャケットを解き、いつも家にいる格好になった。

「レイのエッチ」
「………否定できないな」

そんな会話をした後、イチャイチャし始める2人。

「セッテ………」

そんな2人を真剣な眼差しで見つめていた優理が不意に私に声をかけてきた。

「何?」
「私達、弱いね」
「………そうだね」
「強くなりたい」
「私も」
「私もレイを守れる様に………」
「師匠と肩を並べられるように………」

「負けないよセッテ」
「私もです優理」

互いの気持ちは同じようだ。
優理、貴方には絶対に負けません!!









「へえ、ライと戦ったんですか………」
「ああ、かなりギリギリの勝利だったけどな」

夜、リビングのソファーに座りながら星、夜美、フェリアと共にお茶を飲みながら話していた。

「そのライは今何をしているんだ?」
「部屋でぐーすか寝ていたぞ?」

フェリアの質問に夜美が答えた。ライだけでなく優理やセッテも今は夢の中だ。

「すぅ………すぅ………」
「アギトもお疲れですね」
「久しぶりのユニゾンで少しはしゃいでいたからな」

だけどアギトにはいざというときにいつも助けられてる。
まあそれと同様に色々巻き込まれてるんだけど………

「お疲れアギト………」
「うにゃ………」
「猫みたいだな」

フェリアの言葉にクスクスと笑いあった。

「レイ、少しは私達の事認めてくれました?」
「………元々認めてるよ。本当にお前達が居てくれて本当に良かった」
「そ、そうですか………」
「わ、分かっていれば良い………」

体を縮こませて同じタイミングでお茶を飲む2人。

「全く、星達も中々成長しないな………」

そんな相変わらずの2人に思わず呟くフェリアだった………
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