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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第2話 零治VSライ
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見てるのに飽きたのか、空中で寝そべりながら怒ってきた。

「悪い、悪いアギト。今日も無しかな………」
「なんだよ………だったら家でドラマ見てれば良かった」

そう言ってブツブツ文句を言うアギト。
何だが本当に悪いことしたな………最近ユニゾンも無しで、翠屋で特訓したり、今日みたいにセッテの相手などしてて全く相手をしてあげれなかった。

今度、何処かへ連れてってあげようかな………

「ねえ、レイ。だったら一戦しない?レイはユニゾンして僕はスプライトフォームの対決でどう?」

ライがスプライトフォームを使うとなると出来ればアーベントを使いたいのだが………

「マジか!?やろうやろう!!なっ、零治?」

ここまでテンション上がってたら断るにも断れないよな………

「これも経験か………よし、やるかアギト!!」
「ああ、見せてやろうぜ!!アタシ達の強さを!!」
「………何か羨ましいから僕も絶対に手加減しないからね!!」

そんなこんなでセッテと優理を放置して、1対1の対決が始まるのだった。







「よし!!それじゃあ行くよ!!」

腕のバリアジャケットが無くなり、綺麗な白い足がしっかり見えるレオタードの格好に。

「エロい………」
『『零治(マスター)………?』』
「すいません………」

俺の相棒達にドスの効いた声で呼ばれて思わず謝る。
………だが、あの巨乳にあの服装はマジで反則。
スプライトフォームは滅多に使わないので、俺も慣れていないのだ。

「行くよ!!!」

そんな一言と共に、目の前から一瞬で消えるライ。

「消えた!?」

そんな事を思いながらも不意に感じた感触に自然と刀を向けると。

「ぐうっ!?」

重い衝撃が俺を襲った。

「あれ?レイ、僕のスピードに付いて来れなかったと思ったけど、そうでも無かったのかな?」
「くそっ!!」

鞘ですかさず斬りかかったが、またもその場から消えてしまった。

『ライ、マジで速い!!』
『私でも反応が付いていかないです!!前よりも断然速くなってます!!』
「ラグナルでも駄目か………」

まあアーベントじゃ無いと言うのも理由にあると思うが、前よりこれほど速くなっているとは思ってなかった。
ブラックサレナで防御に徹するもあのスピードに乗った攻撃に長い間耐えられる気がしない。

「そうなったら後は俺の感覚を頼りに………」
『マスター!!誘導弾が!!』

右側上空から俺に向かって光翼斬が2つ飛んできていた。
スピードが先ほどのライよりも断然遅いので、更に遅く感じている。

しかしそれがいけなかった。

「あぐっ!?」

光翼斬に気を取られて、ライの事が頭から離れてしまった。
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