第12話
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極太のレーザーを思わせる闘気のエネルギーが銃を持つ男に襲い掛かった!
「な―――――ぐああああああああああああああっ!?」
エネルギーをその身に受けた男は悲鳴を上げながら屋上の手すりに吹っ飛ばされ、地面に膝をついた!
「ク、クソッ!?」
「奴を真っ先に仕留めろっ!!」
味方が一撃でやられた事に焦った男達は標的をバダックに変えた。
「おぉぉぉぉぉぉっ!!」
その時ヨシュアは琥珀の瞳に膨大な殺気を纏わせて男達を睨みつけた。
「グッ!?」
「か、身体が……!?」
殺気による冷たい視線―――魔眼に睨みつけられた男達の身体は本能的に恐怖を感じて体の動きを鈍くし
「あたし達を忘れるんじゃないわよ!エアリアル!!」
「「ぐぅっ!?」」
その隙にオーブメントの駆動を終えたエステルが竜巻を発生させる魔法を発動して男達を怯ませた。
「秘技―――裏疾風!斬!!
「「ギャアアアアアアアッ!?」」
その時ルークが電光石火の速さで追撃した。
「魔王―――――」
そこに大鎌に業火を宿したバダックが詰め寄り
「炎撃波!!」
「「ぐああああああっ!?」」
業火を宿した大鎌で薙ぎ払った!バダックの持つ大鎌に切り裂かれた事によって着込んでいる鎧を貫通し、肉を切り裂かれると共に炎をその身に受けた男達は腹から大量の血を噴出すると共に大火傷を負った。
「こいつで止めだっ!フレイムスマッシュ!!」
「「ガッ!?」」
そして炎の闘気を纏わせたアガットが跳躍して男達の目の前に重剣を叩きつけた際に発生した炎の衝撃波に吹き飛ばされた男達は手すりまで吹っ飛ばされて地面に膝をついた!
「グッ、”化物”め……!」
「まさか”獅子王”がこれほどまでとは……!」
「だが、こちらには人質がいる事を忘れていないか?」
ルーク達との戦いで満身創痍になった男達はすぐに立ち上がって気絶しているラッセル博士に武器をつきつけた。
「あんたたち!往生際が悪すぎるわよ!?」
「あなた達の目的はラッセル博士の頭脳でしょう。危害を加えてもいいんですか?」
「う、うるさい!本当に傷つけられないのか試してやってもいいのだぞ!?」
エステルとヨシュアの叫びを聞き、半ば自棄気味になった男は銃口をラッセル博士の頭につきつけた。
「いい加減、諦めろや!王国軍だって動いている。てめえらに逃げ場はねえんだよ。」
「そうだぜ!特にこのツァイス地方は”レイストン要塞”が近くにある!そろそろ軍の連中がこっちに向かっているんじゃねえのか?」
「……………」
アガットとルー
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