第12話
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を聞いたバダックは眉を顰めた後まだ見ぬ強敵の存在に気を引き締めた。
「俺の事は気にする必要はねぇよ。とっとと連中を捕まえて爺さんを解放するぞ。」
一方エステルとヨシュアに見つめられたアガットは複雑そうな表情で答えた後、エステル達を促し、エステル達と共に塔内を進み、屋上に到着した。
〜屋上〜
「あいつらはっ!」
「とうとう追い詰めたぜっ!」
「博士もいるわ!」
屋上にいる黒装束の男達とラッセル博士を見つけたルークとアガット、エステルはそれぞれ声を上げてヨシュア達と共に武器を構えて男達に近づいた。
「き、貴様らは!?」
「馬鹿な……どうやって我らがここにいる事を嗅ぎ付けた………!」
「しかもあの大男は”獅子王”!何故奴がリベールにいる!?」
「ほう?俺を知っているとは、お前達の組織はよほど情報通のようだな。」
自分の姿を見て驚いている男達の様子にバダックは眉を顰めて男達を睨んだ。
「変装して町から脱出なんて、セコイことをしたようだけど、無駄だったみたいね。」
「誰も来ない遺跡だと判断したのが運の尽きですね。ラッセル博士を解放してもらいましょうか。」
慌てている男達の様子を見たエステルは得意げな笑みを浮かべ、ヨシュアは真剣な表情で忠告した。
「く……!」
「民間人風情が……!」
「遊撃士協会に基づき、てめぇらを逮捕・拘束する。あの仮面野郎が見当たらないのは残念だが……まあ、てめぇらで我慢してやるよ。」
「ふ、ふざけるな!」
「邪魔者は排除するのみ!」
そしてルーク達は黒装束の男達との戦闘を開始した!
「おらぁっ!!」
男達が自分達に向かって来るとアガットは重剣を地面に叩きつけた。すると炎の衝撃波が発生した。闘気の炎の衝撃波を襲われるアガットの技――――ドラグナーエッジは男達を襲ったが、男達は散開して回避した。
「「喰らえっ!!」」
アガットの攻撃を回避した男達は残像を残しながら敵に突撃する技――――影縫いでエステルとヨシュアにそれぞれ襲い
「そこだっ!!」
銃を持つ男は銃弾を連射した。
「っと!!」
「!!」
突撃して来た二人の攻撃をエステルとヨシュアは間一髪でそれぞれ受け流し
「弧影斬!!」
ルークは剣を振るって真空の刃を発生させ、襲い掛かる弾丸を真空の刃―――弧影斬で真っ二つにした。
「覇道………!」
その時大鎌を大きく振りかぶったバダックは膨大な闘気を大鎌に溜め込み
「滅封!!」
溜め込んだ闘気を解放すると共に大鎌を振るった。するとバダックの大鎌から
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