第11話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
護衛に移るから、そっちも頑張ってね。」
バダックの説明を聞いて納得した後ティータの身を案じるかのようにルーク達から走り去ってツァイス市に向かって行った。
「え、え〜と、バダックさん……だっけ。本当にいいの?」
「ああ、遊撃士の一人として見逃せん事件だ。」
遠慮気味に尋ねてきたエステルの言葉にバダックは頷いた。
「ちなみにそいつは俺と同じA級でしかも、”獅子王”だから文句なしの戦力になるぜ。」
「へ?”獅子王”??」
ルークの口から出た聞き覚えのない異名にエステルは首を傾げ
「え………じゃ、じゃあ貴方が!?」
「あの”獅子王”だとっ!?」
ヨシュアとアガットは声を上げて驚いた。
(ね、ねえ、ヨシュア。その”獅子王”って凄いの?A級だからルーク兄みたいに凄いのはわかるけど……)
(凄いも何も”獅子王”は遊撃士の中でも”風の剣聖”と並ぶ”最強の遊撃士”として称えられている相当の実力者だよ。あくまで噂だけど”獅子王”なら、”猟兵”の中でも”最強”と恐れられている”猟兵王”や”闘神”とも互角に渡り合えるって言われるほどだよ。)
(あ、あんですって〜!”最強の遊撃士”!?それって滅茶苦茶強いじゃない!)
ヨシュアの説明を聞いたエステルは驚きの表情でバダックを見つめた。
「”獅子王”ならむしろこっちから頼みたいぐらいだぜ。よろしくな、バダック。」
「ああ。―――では急ぐぞ。」
そしてバダックを加えたルーク達は”紅蓮の塔”へと急いだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ