第14話(序章終了)
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…マーリオン!?どうしてあなたがここに!?」
「お久ぶり……です……エステル……さんに……ヨシュア……さん……あなたの……こと………ご主人様に………話しました……あなた…なら……ご主人様……と…きっと……仲好く……なって…くれる……と……思った……から……」
「そうなんだ……でも、マーリオンの主ってこの人?」
突然現れたマーリオンに驚いたエステルだったが理由がわかり、ずっと気になっていたマーリオンの主の正体を聞いた。
「いえ、私は一時的にマーリオンを使役しているだけです。マーリオンの本当の主はお父様――メンフィル初代皇帝、リウイ・マーシルンです。」
「あ、あんですって〜〜〜!?マーリオン、そんな凄い人の使い魔だったの!?」
主の正体を知ったエステルは思わず叫んだ。
「ちなみにリスティもリウイに仕えておるぞ。」
「嘘……あの呑気なリスティが……?信じられない……」
自分の友人達がメンフィル王家と深い繋がりがあることを知ったエステルは信じられない思いだった。
「………それで、エステル。どうするのこの依頼?」
アイナは心配そうな顔でエステルに依頼を受けるか聞いた。
「当然、受けるに決まっているじゃない!あたしは遊撃士よ!指名されたからにはどんな難しい依頼だって、成功させてみるわ!!」
「うむ、よく言った!これから頼むぞ、エステル、それとヨシュアとやら!」
「ええ!」
「ハハ……さすがエステル……相手が王族とわかっても普通に接するんだ……」
(お父様、お母様……この人は私達の初めての友達にもなってくれそうです……)
エステルとリフィアはお互い、笑顔で握手した。その光景をヨシュアは苦笑しプリネは微笑ましそうに見ていた。
「ヨシュア、厳しいとは思うけどエステルをサポートして上げて。この依頼の報酬はエステルと半分にしといてあげるわ。」
エステルが依頼を受けたことに諦めの表情だったアイナは頼みの綱のヨシュアにエステルのことを頼んだ。
「ハハ……言われなくてもそうするつもりでしたよ。下手したらそれこそ国際問題に発展するかもしれませんしね……」
アイナの頼みをヨシュアは苦笑しながら引き受けた。そして一連の流れを見たシェラザードは自分もついて行くためにアイナに名乗りあげた。
「アイナ、空賊の件もあるからボースの修行と空賊の件が解決するまで私もエステル達について行くわ。」
「ええ、お願い。」
そしてヨシュアはある事が気になった。
「……あの、3人共戦闘は大丈夫でしょうか?ブレイサーの仕事の中には戦闘が避けられない場合もありますし。」
「ヨシュアさんでしたっけ?あなたもエス
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