第8話
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――ルークを見た男達は驚き
「役割分担ってやつだ。2人でわざわざ一人を相手にする訳ないだろ?」
「ク、クソ!どうする?」
「森に逃げ込むぞ!森の中に入ればこっちのものだ!」
再びルークに背を向け、木が生い茂っている森に向かって走り出した。
「逃がすかよっ!」
男達の行動を見たルークは抜刀の構えで一瞬で男達の前方へと駆け抜けて抜刀し
「―――七の型奥義!無想覇斬!!」
「「ぎゃあああああああっ!?」」
無数の刃を発生させて男達を地面に倒れさせた!
「ぐうっ!?」
「何なんだ、今のは……!?」
「さてと。とっとと拘束しちまうか……」
自分の奥義を受けて呻き声を挙げている男達にルークが近づこうとした。
「それは困るな。」
「!?お前は!アガットはどうしたんだ!?」
背後から近づいてきた仮面の男に気付いたルークは振り返って血相を変えた。
「フフ、あの者なら軽くいなした。」
「チッ、やるっていうならかかって来いよ。」
「……………」
剣を構えたルークに応えるかのように男は金色に輝く長剣を構えた。
「そこだっ!!」
男が剣を振ると竜巻のような衝撃波がルークを襲い
「!!」
ルークは側面に跳躍して回避し
「空波――――」
一歩前に踏み込んだ瞬間、男に詰め寄り
「絶風撃!!」
強烈な突きを放った!
「フッ!」
至近距離で放たれた突きに対し、男は剣で受け流した。
「―――破砕剣。ハァァァァァァッ!!」
「貫く閃光!翔破!裂光閃!!」
そして二人はそれぞれ閃光のような速さで武器を繰り出して互いの攻撃を相殺していた。
「ハアッ!!」
連撃を終えた男は跳躍して強烈な一撃を与えようとし、ルークは迎撃の構えをしたが
「フッ。」
「!?粋護陣!!」
男は懐から手榴弾を取り出してルーク目掛けて投擲し、投擲された手榴弾に気付いたルークは闘気による結界を展開した。すると結界に手榴弾が命中した瞬間、辺りは煙に包まれた!
「クソ、やられた!煙幕か!」
「フフ、さすがに迷いを捨てきれていない”重剣”と違う”焔”をまともに相手にしている時間は生憎ながらなくてな。―――機会あれば、その時に改めて仕合せてもらおう。」
煙幕による煙が消えると男や倒れている男達の姿は無かった。
「チクショウ、逃げられた!!」
みすみすと敵を逃がした事に悔しさを感じたルークは拳で思わず地面に叩きつけた。
「どうやら逃がしちまったようだな……」
その時アガ
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