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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第8話(序章終了)
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いよ。」
「”剣帝”………?」
「あら……」
(フィーさんの出身を考えるとレーヴェさんの事を知っていてもおかしくないですね……)
サラ教官に尋ねられたフィーはサラ教官とレオン教官に視線を向けて呟き、フィーの呟いた言葉を聞いたラウラは不思議そうな表情でレオン教官を見つめ、プリネは目を丸くし、ツーヤは真剣な表情でフィーを見つめていた。
「駄目、あんたが決めなさい。自分の事は自分で決める。そういう約束でしょ?というかそいつと相談なんて、こっちから願い下げよ。」
「フッ、随分な嫌われようだ。」
ジト目のサラ教官に視線を向けられたレオンハルト教官は静かな笑みを浮かべ
「めんどくさいな。じゃ、参加で。」
サラ教官の答えを聞いたフィーは呆れた表情で答え、周囲の人物達を呆れさせた。
「それとフィー・クラウゼル。今後先程の名で俺を呼ぶのは止めてもらおう。メンフィル帝国軍人となった今の俺は既にその名は捨てている。」
「ふーん。……わかった。じゃ、”レーヴェ”で良いの?わたしが知っているそっちの名前は後はそれだけだし。」
レオンハルト教官―――レーヴェに指摘されたフィーはレーヴェを見つめて尋ね
「好きにしろ。」
尋ねられたレーヴェは静かな表情で答えた。
「レ、”レーヴェ”??」
「もしかしてレオン教官の愛称でしょうか……?」
レーヴェの名前を聞いたアリサは戸惑い、エマは不思議そうな表情でレーヴェを見つめ
「”レーヴェ”―――帝国では”獅子”を意味する言葉だが……レオンハルト教官はもしかしてエレボニア帝国人なのでしょうか?帝国では”レオン=ハルト”は”獅子の果敢”を意味していますが……それに”剣帝”とは一体……」
「……………」
レーヴェの名前を聞いて何かに気付いたラウラに尋ねられたレーヴェは何も語らず黙り込み
「というかフィー、だっけ。何だかレオン教官の事を知っているようだけど……もしかして知り合いなの?」
「……………」
エリオットに尋ねられたフィーも何も語らず黙り込んだ。
「はいはい、そう言う事は後々わかるから後にしなさい。―――それで残りの二人はどうするつもりなのかしら?」
その時話を変えるかのようにサラ教官は手を叩いて自分を注目させた後マキアスとユーシスに視線を向けて尋ねた。
「………………………」
「………………………」
サラ教官に尋ねられた二人は何も返さず黙り込んでいたが
「まあ、色々あるんだろうけど深く考えなくてもいいんじゃない?一緒に青春の汗でも流していけばすぐ仲良くなれると思うんだけどな〜。」
「そ、そんな訳ないで
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