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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第8話(序章終了)
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「あら……」
「え……」
「ほう……?」
「リ、リィン……!?」
リィンの宣言にプリネは目を丸くし、アリサは呆け、レオンハルト教官は意外そうな表情をして戸惑いの表情のエリオットと共にリィンを見つめた。
「一番乗りは君か。何か事情があるみたいね?」
「いえ…………自分は本来学院に通えない立場でありながらもある方のお蔭で、学院に通えるようになったのです。その方の期待を裏切らない為にも自分を高められるのであればどんなクラスでも構いません。」
「……………」
「リィンさん……」
リィンの話を聞いたプリネは目を伏せて黙り込み、ツーヤは驚き
「ふむ、なるほど。」
サラ教官は納得した様子で頷いた。
「―――そういう事ならば私も参加させてもらおう。元より修行中の身。此度のような試練は望む所だ。」
「―――オレも同じく。異郷の地から訪れた以上、やり甲斐がある道を選びたい。」
「―――それでは私も。今後の自分が進むべき未来の糧とする為にもやり甲斐のある授業を受けたいですし。」
「―――あたしもです。ずっと無理だと思っていた学院に通えるのですから、在学中はやり甲斐のある事をしたいですし。」
するとリィンの決意をきっかけにラウラ、ガイウス、プリネ、ツーヤがそれぞれ申し出た。
「新入生トップクラスの使い手にノッポの留学生君と学院最強の留学生コンビも参加と。さあ、他には?」
4人の申し出を聞いたサラ教官は笑顔で頷いた後残りの人物達を見回した。
「私も参加させてください。奨学金を頂いている身分ですし、少しでも協力させていただければ。」
するとその時エマが一歩前に出て申し出
「ぼ、僕も参加します……!これも縁だと思うし、みんなとは上手くやって行けそうな気がするから。」
続くようにエリオットもおずおずと前に出て申し出た。
「魔導杖のテスト要員も参加と。ARCUSと同じくまだテスト段階の技術だから運用レポート、期待してるわよ。」
「ふふっ、了解しました。」
「ううっ……早まっちゃったかな……」
「―――私も参加します。」
(え……)
アリサが申し出るとリィンは驚いた様子でアリサに視線を向けた。
「あら、意外ね。てっきり貴女は反発して辞退するかと思ったんだけど?」
「……確かに、テスト段階のARCUSが使われているのは個人的には気になりますけど……この段階で腹を立てていたらキリがありませんから。」
「フフ、それもそっか。これで8名――――フィー、あんたはどうするの?」
「別にどっちでも。サラと”剣帝”が相談して決めてい
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