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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第7話
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ペルル、精霊を統べる精霊の中でも秀でた力を持ち、王族種でもある精霊――――”精霊王女”フィニリィ、ソロモン72柱の魔神の一柱にして芸術を愛する”一角候”アムドシアス、鯨の姿をした巨大な幻獣――――パラスケヴァスを召喚した!
「な、ななななななっ!?い、一体どうやって現れたんだ!?」
「ひゃあああっ!?また新手が……!」
「大きいな……」
突如現れたペルル達にマキアスは混乱し、パラスケヴァスの姿を見て新手の魔獣と勘違いしたエリオットは悲鳴を上げ、パラスケヴァスの大きさにガイウスは呆け
「しかも全員から只ならぬ気配を感じるな……」
「―――少なくとも全員、”達人”クラス。正直わたし達の援護は必要ないと思う。」
ペルルたちの強さを感じ取ったラウラは真剣な表情でペルル達を見つめ、フィーは冷静にペルル達の強さを分析した。
「!!この気配は……!あの槍の乗っている女性はまさか……妖精……!?」
「ええっ!?よ、妖精!?それって伝承の中でしか出てこない存在じゃないの!?」
フィニリィを見つめて何かに気付いたエマは目を見開いた後信じられない表情でフィニリィを見つめ、エマが呟いた言葉を聞いたアリサは驚き
「!彼女達が噂に聞くプリネ姫と契約している使い魔にして守護者達か……」
「使い魔……?」
ペルル達を見つめて何かを察して呟いたリィンの言葉を聞いたユーシスは不思議そうな表情をしてペルル達を見つめた。
「―――パラスケヴァス。貴方は一人で一体を相手して!」
「―――――!!」
「ペルル、フィニリィ、アムドシアスは協力して一体を!」
「はーい!」
「了解しましたわ!」
「うむ!」
「残りの一体は私達が受け持つわよ、ツーヤ!」
「はい!」
ペルル達に指示を終えたプリネがツーヤと共に武器を構えて自分達が相手する魔獣を見つめると二人のオーブメントから青い光が放たれ
「みんな、速やかに終わらせるわよっ!!」
プリネの号令を合図に戦闘が始まった!
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