暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第7話
[3/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
し、その瞬間に発生した刃を魔獣に向かって解き放った!抜刀によって発生した刃で敵を斬る八葉一刀流の剣技の一つ―――弧影斬は硬き鱗を持つ古の守護者の石の鱗を貫き

「アークス駆動!ファイアボルト!!」

更に駆動を終えたオーブメントから炎の弾丸を解き放ち、解き放たれた炎の弾丸はリィンの抜刀技によってできた傷に命中した!



「―――――!!」

リィンの攻撃によって激怒した魔獣はその場で魔法(アーツ)を放つ準備をし、魔獣の行動を見たリィン達は行動を妨害すると同時に空に飛んでいる魔獣を撃ち落す為に次々と駆動時間の短いアーツを発動して撃ったが、妨害はできず、魔獣はアーツ―――エアリアルを発動し、魔獣が発動したアーツによって巨大な竜巻がリィン達を襲い、リィン達を瀕死の状態にした!

「う……く……な、何今の……強すぎるよ……」

「魔獣の中にはアーツを使う魔獣もいるが……これ程の威力とは……!」

「クッ、こんな所で倒れてなるものか……!」

エリオット達はそれぞれ瀕死の状態でありながらも何とか立ち上がったが傷の影響でそれぞれ表情を歪めていた。

「みんな、今助ける!―――それっ!!」

その時リィンは懐から学院に来る前に携帯していた回復薬―――”治癒の羽”を空へと放り投げた。すると”癒しの女神(イーリュン)”教の信徒の癒しの祈りによって癒しの加護を受けている翼は傷つきし者達を癒す為に光輝き、リィン達の傷を回復した!



「ありがとう、リィン!」

「傷が……助かった。」

「フン、さっきはよくもやってくれたな。反撃を開始するぞ!」

そしてリィン達は反撃を開始し、苦戦しながらも協力して魔獣を戦闘不能にまで追い込み、エリオットが発動したアーツを顔に受けた影響で地面に叩き落とされた瞬間を狙ったリィン、ユーシス、ガイウスがそれぞれ総攻撃を仕掛け、総攻撃を終えた3人が離れると魔獣は地面に崩れ落ち、2度と起き上がらなくなった!



「よし、これで……!」

地面に崩れ落ちた魔獣を見たユーシスは口元に笑みを浮かべたが

「いや、まだだ……!」

魔獣がまだ生きている気配を感じ取っていたリィンが警告すると魔獣は再び起き上がった!

「ひゃああっ……!?」

「力を取り戻したのか……!?」

起き上がった魔獣を見たエリオットは悲鳴を上げ、ガイウスは驚き

「チッ、厄介な……!」

ユーシスは舌打ちをした。



(くっ……みんなの体力も限界か。―――こうなったら……)

仲間達の状態を見てリィンは自分にとって忌まわしき力であると同時に”奥の手”である力を使う事に決意した。するとその時

「下がりなさい―――!」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ