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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第7話
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、さらに火傷を負ってしまった。



「くっ……エリオット!回復を頼む!」

「うん!―――みんな、頑張って!!」

火傷に苦しむリィンの指示に頷いたエリオットは魔導杖(オーバルスタッフ)に込められてある特殊治癒魔法(クラフト)―――エコーズビートを発動した。すると光の膜がリィン達を覆い、火傷の苦しむリィン達の傷を徐々に回復させ始めた。



「風よ!エアストライク!!」

「えいっ!ニードルショット!!」

「喰らえ!ゴルトスフィア!!」

そしてオーブメントの駆動を終えた3人は反撃代わりに魔法の一斉攻撃を解き放ち、3人が放った魔法(アーツ)を受けた魔獣は苦しみ

「―――貫け、炎閃!!爆炎閃!!」

3人がアーツによる攻撃をしている間に詠唱を終わらせたリィンは片手から炎の閃光を解き放った!解き放たれた炎の閃光は魔獣の腹の部分を貫いて炎の爆発を起こして魔獣の身体を焼いた!



「――――!!」

4人の総攻撃によって傷ついた魔獣は咆哮を上げた。すると傷ついた魔獣の身体はみるみる再生して行き、さらに魔獣は背にある翼を羽ばたかせ、滞空し始めた!

「そ、そんな!?傷が……!」

「チッ!再生能力まであるとは、さすがは伝承の存在と言った所か……!」

傷が回復して行く様子を見たエリオットは不安そうな表情をし、ユーシスは舌打ちをし

「……どうやらあの様子だと本気になったようだな。」

「ああ……―――気を引き締め直して行くぞっ!!」

魔獣の様子を見て呟いたガイウスの予測に頷いたリィンは再び号令をかけた。



「――――」

「うっ!?」

「くっ!?」

「ぐっ!?」

「うわあっ!?」

魔獣は翼を羽ばたかせて突風を起こしてリィン達を吹き飛ばし

「――――」

さらに翼で空を飛びながらリィンに詰め寄って巨大な爪を振り上げてリィンに振り下ろした!



「グッ……!?」

振り下ろされた爪をリィンは太刀で間一髪で受け止め

「リィン!」

リィンの様子を見たエリオットは心配そうな表情で声を上げ

「援護する!」

「チッ……!」

ガイウスとユーシスはそれぞれ挟み込む形で魔獣に詰め寄ってそれぞれの武器を振るい

「えいっ!!」

エリオットは魔導杖を振るって導力波による弾丸を放った。すると放たれた弾丸は運よく魔獣の顔に命中し

「――――!?」

弾丸を顔に受けた魔獣は怯んで悲鳴を上げ、その隙にリィンは魔獣からオーブメントに装着しているクオーツに指を走らせて駆動させながら距離を取った後一端太刀を鞘に収めて力を溜め込み

「斬!!」

抜刀を
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