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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第5話
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る扱いは皆さんと変わらないのですから。」
ラウラの言葉を聞いたプリネは苦笑した。
「あら……」
「…………!」
「む…………」
その時何かに気付いたプリネは声を上げ、ツーヤとラウラは真剣な表情になって武器を構え
「え?」
「み、皆さんどうしたのですか?」
3人の様子を見たアリサは呆け、エマは戸惑った。すると魔獣が数体、上の通路から姿を現してプリネ達を見下ろしていた。
「―――出でよ、鋼輝の陣!イオ=ルーン!!」
するとその時プリネは魔術を発動し、プリネの魔術によって魔獣達の中心地に爆発が起こり
「―――クリスタルランス!!」
そしてツーヤの魔術によって足元から現れた水晶の刃に貫かれて消滅した!
「………!」
魔術を見たエマは見開き
「す、凄い……!」
「ふむ……オーブメントを使った様子はなかったが……まさか今のが異世界の魔法―――――魔術とやらか?」
アリサは驚き、ラウラは考え込んだ後尋ねた。
「ええ、そうですよ。」
「へ〜……今のが異世界の魔法なんだ。アーツとは全然違うわよね……オーブメント無しで魔法を放てるなんて正直、この目にしても信じられないわね…………というか異世界の人達って皆、さっきみたいな魔法が扱えるのかしら?」
ラウラの質問に頷いたプリネの答えを聞いたアリサは目を丸くした後プリネ達を見つめて尋ね
「フフ……何も魔術は私達の世界の人達のみが扱えるという訳ではありませんよ。その気になればアリサさん達だって習得できますよ。」
「ええっ、嘘!?」
プリネの答えを聞いて驚いて声を上げた。
「嘘ではありませんよ。クローゼさ……いえ、クローディア姫もプリネさん達に習って魔術を習得しましたから。」
「ええっ!?ク、クローディア姫って、あのリベールの!?」
「ほう………まさかクローディア姫が魔術を扱えるとは……」
「………………あの。そんな簡単に教えてもいいのですか?その……何も知らない方に未知の力を教える事なんて、普通に考えたら禁じられていてもおかしくないですし。」
ツーヤの話を聞いたアリサは驚き、ラウラは目を丸くした後感心し、考え込んでいたエマは真剣な表情で尋ね
「ええ。私達の世界では魔術を教える事は禁じられている訳ではありませんし。」
尋ねられたプリネは頷いた。
「そうなんですか……………………」
プリネの答えを聞いたエマは頷いた後複雑そうな表情をし
「えっと………それじゃあさ。プリネ達がもしよければでいいんだけど……時間がある時でいいから、私にも魔術を教えてくれないかしら?」
目を伏せて考え込んでいたアリサは目
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