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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第4話
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しい町だ。列車も一応通っているが辺境と言っても過言ではないな。」
尋ねられたラウラは頷いて答えた。
「アルゼイド……そうか、思い出したぞ!たしかレグラムを治めている子爵家の名前じゃなかったか!?」
その時何かに気付いたマキアスは真剣な表情で声を上げ
「ああ、私の父がその子爵家の当主だが……何か問題でもあるのか?」
マキアスの言葉を聞いたラウラは頷いた後静かな表情でマキアスを見つめて尋ねた。
「い、いや…………………………」
ラウラに尋ねられたマキアスは口ごもった後複雑そうな表情で黙り込み
「ふむ、マキアスとやら。そなたの考え方はともかく、これまで、女神に恥じるような生き方をしてきたつもりはないぞ?私も――――たぶん私の父もな。」
「いや……すまない。他意があるわけじゃないんだ。そ、そちらの君は……?」
ラウラの答えを聞いて若干焦った様子で答えた後眼鏡の女子に視線を向けて尋ねた。
「エマです。エマ・ミルスティン。私も辺境出身で……奨学金頼りで入学しました。よろしくお願いしますね。」
マキアスに視線を向けられた眼鏡の女子―――エマは軽く頭を下げた後自己紹介をした。
「奨学金……そういえば教官が首席入学者と言ってたな。むむっ、まさか主席が女の子だったとは……」
エマの自己紹介を聞いたマキアスは考え込んだ後疲れた表情で呟き
「ふむ、随分優秀なんだな?」
ガイウスは静かな表情で尋ねた。
「あはは……その、たまたまですよ。必修の武術にも縁が無くて……こんなものを勧められたんですけど。」
二人の言葉を聞いたエマは苦笑した後魔導杖を取り出した。
「魔導杖……君もそうなんだ!でも、僕の持っているのと形が違うみたいだけど……」
魔導杖を見たエリオットは声を上げた後エマが持つ魔導杖を見つめて目を丸くし
「そうですね………どういう事なんでしょう?」
エリオットの言葉に頷いたエマは不思議そうな表情をしていた。
「………………」
一方金髪の女子は厳しい表情でリィンを睨み続け
(……ふう……何とか謝りたいんだが……)
睨まれ続けているリィンは疲れた表情で溜息を吐いた。
「?どうした?そなたも自己紹介くらいした方がいいのではないか?」
「………そうね。―――アリサ・R。ルーレ市からやって来たわ。よろしくしたくない人もいるけどまあ、それ以外はよろしく。」
そしてラウラに促された金髪の女子―――アリサは自己紹介をした後若干の怒気を纏いながら目を伏せ、アリサの言葉を聞いたその場にいる全員は冷や汗をかいた。
「ア、アリサさん……」
「あはは……ルーレって、あのルーレ
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