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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第4話
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リィンとガイウスの説明を聞いて考え込んだ後申し出た。

「ああ、喜んで。リィン・シュバルツァーだ。」

「エリオット・クレイグだよ。よろしくね。」

「ガイウス・ウォーゼル。よろしく頼む。」

そしてリィン達は武器を収めてそれぞれ自己紹介をした。

「マキアス・レーグニッツだ。改めてよろしく。……そういえば……身分を聞いても構わないか?」

マキアスも自己紹介をした後ある事に気付いてリィン達を見回して尋ね、尋ねられたリィン達はそれぞれ目を丸くした。

「その、含む所があるわけじゃないんだが……相手が貴族かどうかは念のため知っておきたくてね。」

「えっと……ウチは平民出身だけど。」

「同じく――――そもそも故郷に身分の違いは存在しないからな。」

「なるほど、留学生なのか。それで……君の方は?」

ガイウスの説明を聞いて頷いたマキアスはリィンに視線を向けた。

「ああ………――――少なくとも高貴な血は流れていない。そういう意味ではみんなと同じと言えるかな。」

視線を向けられたリィンは目を閉じて考え込んだ後答え

(……………?)

リィンの言葉を聞いたエリオットは不思議そうな表情をし

「そうか……安心したよ。」

マキアスは安堵の表情をした。

「見た所女子もいないし、先を急いだ方がよさそうだ。万が一、危険に陥っていたら僕達がフォローしないとな。」

「ああ、そうだな。」

「では、出発するか。」

そしてマキアスを加えたリィン達は先に進み始めた。その後リィン達は探索を再開し、分岐点の所まで進んだ。



「そなた達は……」

リィン達が分岐点に到着すると左側の道から青髪の女子、眼鏡の女子、何かの装飾が施されてある弓を持った金髪の女子が現れ

「っ……!」

リィンを見た金髪の女子は顔色を変えた。

「あ……」

「よかった、無事だったんだね。」

女子たちを見たリィンは呆け、エリオットは笑顔で女子たちを見つめ

「みなさんも……ご無事で何よりです。」

眼鏡の女子は安堵の表情でリィン達を見つめ

「ふむ、そちらの彼も少しは頭が冷えたようだな?」

「ぐっ……おかげさまでね。」

青髪の女子に尋ねられたマキアスは唸った後気を取り直して答えた。



「―――遅ればせながら名乗らせてもらおう。ラウラ・S・アルゼイド。レグラムの出身だ。以後、よろしく頼む。」

そして青髪の女子――――ラウラは自己紹介をし

「レグラム……」

「えっと、帝国の南東の外れにある場所だったっけ?」

リィンは考え込み、エリオットは尋ね

「うん、湖のほとりにある古めか
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