第一章
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るかな」
「おや、君も馴染みの娘がいるのかい」
「そうした君も」
「実は兄貴の奥さんがこっちの人でね」
リトアニア人だというのだ、他ならぬ。
「その妹さんがね」
「ここにいるんだね」
「そうなんだよ」
「それは初耳だね」
「こっちのレストランで働いてるよ」
「その人は今幾つだい?」
「今二十一だよ」
彼女の年齢もだ、マリノフスキは話した。
「可愛い娘だよ」
「じゃあその娘のレストランに行こうか」
「いいね、それで君の馴染みの娘はどんな娘だい?」
「ああ、パブのね」
「そっちの娘か」
「そうだよ、明るくて可愛くてね」
「その娘も可愛いのか」
マリノフスキはワイダのその話に顔を向けて言葉を返した。
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