暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第3話
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
トが持つ武器―――魔導杖に視線を向けた。



「あ、うん、これね。」

「杖……?いや、導力器(オーブメント)なのか?」

「新しい技術を使った武器で”魔導杖(オーバルスタッフ)”って言うんだって。入学時に適性があるって言われたから使用武具として選択したんだけど……」

「なるほど。そんなものがあるのか。」

「俺も聞いたことがないな……」

エリオットの説明を聞いたガイウスは納得し、リィンは考え込み

「うーん、何でもまだ試験段階の武器なんだって。それで……リィンの武器はその?」

エリオットは答えた後リィンの持つ武器―――刀に視線を向けた。

「ああ――――」

「それって……剣?」

「ツーヤが持っている剣と似ているようだが……」

リィンが持つ刀をエリオットとガイウスは不思議そうな表情で見つめ

「これは”太刀”さ。」

リィンは答えた後刀を前に出して、二人に刀身を見せた。

「うわあぁぁ………キレイな刀身……」

「……見事だな。」

刀身を見たエリオットは驚き、ガイウスは静かに呟いた。

「東方から伝わったもので切れ味はちょっとしたものだ。その分、扱いが難しいからなかなか使いこなせないんだが。」

「え〜、何だかすごくサマになってたけど……」

「ふふ、せいぜい当てにさせてもらおうか。さて―――オレたちもそろそろ行くとしようか?」

「ああ、警戒しつつ慎重に進んで行こう。まずはお互いの戦い方を把握しておかないとな。」

「うん………!」

こうしてリィンはエリオットとガイウスと共に通路の先へと進み、迷宮の攻略を始めた…………………
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ