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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第3話
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青髪の女子は頷いた後、二人が持つ剣にそれぞれ視線を向けた後感心し、エリオットは驚き、長身の男子は静かな口調で呟き、眼鏡の女子は真剣な表情で二人の持つ剣を見つめ
「フフ、この剣を鍛え上げたのが有名な方である事は当たっていますね。」
青髪の女子の言葉を聞いたプリネは微笑み
「では皆さん、また後で会いましょう。」
ツーヤはその場にいる全員を見回して微笑んだ後、プリネと共に通路の先へと進み始めた。
「では、我らは先に行く。男子ゆえ心配無用だろうがそなたらも気を付けるがよい。」
そして二人が去ると青髪の女子はリィン達に視線を向けて言い
「あ、ああ……」
女子の言葉を聞いたリィンは頷き
「そ、それでは失礼します。」
「…………フン。」
眼鏡の女子は頭を下げ、金髪の女子はリィンを睨んで鼻を鳴らした後青髪の女子と共に通路の先へと進み始めた。
「……………はあ…………………」
女子達が去るとリィンは疲れた表情で溜息を吐き
「あはは、すっかり目の仇にされちゃったみたいだね。」
エリオットは苦笑しながらリィンを見つめて言った。
「ああ、後でちゃんと謝っておかないとな………―――それで、どうする?せっかくだから俺達も一緒に行動するか?」
「うんっ、もちろん!……というよりさすがに一人だと心細いよ。」
そして気を取り直したリィンの言葉にエリオットは頷いた後苦笑し
「異存はない。オレも同行させてもらおう。」
長身の男子も頷いた。その後リィン達はそれぞれの武器を構えて、互いの武器を見せ合った。
「ガイウス・ウォーゼルだ。帝国に来て口が浅いからよろしくしてくれると助かる。」
長身の男子―――ガイウスは名乗り
「そうか……ガイウスもやっぱり俺やプリネさん達と同じ留学生だったか。」
「あれ?リィンも留学生だったんだ。」
ガイウスの名乗りを聞いたエリオットは目を丸くした後興味深そうな表情でリィンを見つめて言い
「ん?あ、ああ。……リィン・シュバルツァーだ。こちらこそよろしく。」
エリオットの言葉を聞いたリィンは若干戸惑いの表情を見せて頷いた後ガイウスに名乗り
「エリオット・クレイグだよ。それにしても……その長いのって、武器なの?」
エリオットも名乗った後不思議そうな表情でガイウスが持つ武器――――十字になっている槍を不思議そうな表情で見つめて尋ねた。
「ああ、これか。」
「十字の槍……」
「へえ……何だかカッコイイね。」
「故郷で使っていた得物だ。そちらもまた……不思議なものを持っているな?」
リィンとエリオットの言葉に答えたガイウスはエリオッ
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