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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第3話
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終えた後リィン達に言った。するとその時閉じられていた扉が開いた。
「そこから先のエリアはダンジョン区画になってるわ。わりと広めで、入り組んでいるから少し迷うかもしれないけど……無事、終点までたどり着けば旧校舎1階に戻ることができるわ。ま、ちょっとした魔獣なんかも徘徊してるんだけどね。―――それではこれより士官学院・特科クラス”Z組”の特別オリエンテーリングを開始する。各自、ダンジョン区画を抜けて旧校舎1階まで戻ってくること。文句があったらその後に受け付けてあげるわ。何だったらご褒美にホッペにチューしてあげるわよ♪」
その後リィン達はそれぞれ集まって互いの顔を見回して黙りこんだ。
「え、えっと………」
無言の空間にエリオットが戸惑った表情で呟き
「……どうやら冗談という訳でもなさそうね。」
金髪の女子は真剣な表情で呟き
「フン………」
ユーシスは鼻を鳴らした後先へと進む通路に歩きかけたが
「ま、待ちたまえ!いきなりどこへ……一人で勝手に行くつもりか?」
マキアスが制止の声を上げて尋ねた。
「馴れ合うつもりはない。それとも”貴族風情”と連れだって歩きたいのか?」
「ぐっ……………」
そしてユーシスに尋ね返されたマキアスは唸り
「まあ―――魔獣が恐いのであれば同行を認めなくもないがな。武を尊ぶ帝国貴族としてそれなりに剣は使えるつもりだ。貴族の義務(ノブレス=オブリージュ)として力なき民草を保護してやろう。」
「だ、誰が貴族ごときの助けを借りるものか!」
さらにユーシスの挑発ともとれる言葉に怒鳴った後通路に近づき
「もういい!だったら先に行くまでだ!旧態依然とした貴族などより上であることを証明してやる!」
ユーシスを睨んで言った後先へと進み
「……フン。」
ユーシスは鼻を鳴らした後マキアスの姿が見えなくなった後、一人で通路の先へと進み始めた。
「…………………」
去って行く二人を見ていたリィンは黙り込み
「……えっと………」
「ど、どうしましょう……?」
エリオットや眼鏡の女子は戸惑い
「―――とにかく我々も動くしかあるまい。念のため数名で行動することにしよう。そなたと、そなた。私と共に来る気はないか?」
青髪の女子は提案をした後、眼鏡の女子と金髪の女子に視線を向け
「え、ええ。別に構わないけど。」
「私も………正直助かります。」
視線を向けられた2人は頷いた。
「それに、そなたも―――」
2人の返事を聞いた青髪の女子は銀髪の女子に視線を向けると、銀髪の女子は一人で歩き出して通路の先へと進んで行き
「ふむ………?―――まあいい。後で声を
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