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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第2話
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情で答えた。



「だ、だからどうした!?その大層な家名に誰もが怯むと思ったら大間違いだぞ!いいか、僕は絶対に――――」

一方マキアスはユーシスを睨んで怒鳴った後話しかけたが

「別に何と思ってもらおうと結構だ。今は貴様如きに構うより優先して確認すべき事がある。」

「な、なんだと!?」

ユーシスが呟いた言葉を聞いたマキアスは怒鳴り、マキアスの様子を気にしていないユーシスはプリネと黒髪の女性に視線を向け

「見た所、そちらの内のどちらかがメンフィル皇女と見受けられるが?それとも二人ともか?」

目を細めて二人を見つめて尋ねた。

「なっ………!?」

ユーシスの言葉を聞いたリィンは驚き

「なんだと!?」

「ええっ!?」

マキアスと金髪の女子は声を上げ

「ほう……?」

青髪の女子は興味深そうな表情で呟いた後他の生徒達と共にプリネ達に視線を向けた。

「………何故、そう思ったのですか?」

一方プリネは驚きの表情で尋ね

「……先程メンフィルと同盟関係にあるリベールの”ジェニス王立学園”の名がそちらの口から出た。加えてお前達2人とも俺達”人間”とは違う種族――――”闇夜の眷属”だ。ならば自ずと答えが出てくるだろう?」

「そ、そういえばあの二人だけ、耳が僕達と全然違う……!」

「”闇夜の眷属”…………異世界の国、メンフィル帝国を代表する異世界の種族一つですね。確か話を聞くところ異世界ではエルフや竜、天使すらも存在していると聞いた事がありますが………」

ユーシスの説明を聞いたエリオットはプリネ達の耳を見つめて驚き、眼鏡の女子は静かな口調で呟いた後プリネ達を見つめ

「………………………」

レオンハルトは目を細めてユーシスを睨んでいた。

「なるほど………フフ、言われてみれば確かにそうですね。――――――私の名はプリネ・カリン・マーシルン。今日から同じ学生同士、よろしくお願いします。それと最初に言っておきますが皇女だからといって、遠慮しなくていいですよ?この学院にいる間は一生徒のつもりですし。」

そしてプリネはユーシスに微笑んだ後名乗り上げ

「ええっ!?そ、その名前って……!」

「プ、”姫君の中の姫君(プリンセスオブプリンセス)”………!!」

「ほう………貴女があの………」

「は、”覇王”リウイ陛下と”闇の聖女”ペテレーネ神官長の直系のご息女……!」

「……………?」

「……………さすがに私も驚いた……………」

プリネの名を聞いた金髪の女子やエリオットは声を上げ、青髪の女子は興味深そうな表情でプリネを見つめ、眼鏡の女子は信じられない表情をし、銀髪の少女は呟き、長身の男子
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