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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
タユタマ 〜願いの翼〜
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K〜


「いっけぇ!!!裕理!!お前の覚悟を、その願いを!!!」

「この・・想い!!!皆の力に、皆と一緒に!!!」

「叩きこんでやれ!!!」

「くらえええええええええええ!!!!!!」


裕理の手によって叩きつけられる大槌。
そこにかれの退魔の力が加えられ、「奴」を完全に消滅へと導いた。

そして、爆発。
その中で、消え去りながらも「奴」が言う。

「ぎ、あ・・・・絶対なんてことは・・・絶対にないぞ・・・蒔風・・・そいつはいずれ・・・・いろんなことを忘れる・・・・」

「ああ、そうだな。絶対なんてない。だがそれでも「絶対」と言っている奴はな、なにがあってもやってやるという覚悟を言ってんだよ。“絶対”なんてない。ただ、“絶対”という名の覚悟があるだけさ」

「・・・・貴様の“絶対”が・・・・どこまで続くか・・・楽しみだな・・・」

「オレが勝つさ。いつまでもな」


シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ




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「行くんですか?」

「おう。なんか最近あいつ気味悪い言葉残していくからさ」

「傷は大丈夫なのか?」

「へーきへーき。翼人をなめてはいけません」

「おい、蒔風・・・」

「どうした、応龍」

「今度こそは決着をつける・・・だからまた来い。次はオレが勝つ」

「・・・・ップ、あははははははははは!!!!」

「なんだよ。お前らも!!全員で笑ってんじゃねえ!!」

「ひっひっひっひっひ!!あーっはっはっは、うひひひひひ!!!」

「笑いすぎだ!!てめえ、今すぐ決着付けようか!!」

「ああ、すま、プグッ!!グッフ、クククククククククク!!!」

「おい・・・大丈夫か?」

「いや、自分が笑ってくことに対して「なんで俺こんなに笑ってんだ」ってなってツボった」

「だめだな・・・なんか」

「いや、そうだな。また会えるかもだもんな!!じゃ、行ってくるわ。ゆみなさんたちによろしく」

「はい。ありがとうございました」

「蒔風、本当にありがとう」

「ああ、んじゃな」



[Gate Open−−−TAYUTAMA]



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かつてあった戦い。

鏡の中の異世界。

巣食う化け物。
戦う者たち。

ただ己の願いを叶えんとして、戦った者たちの居た世界に、ゲートが開く。





to be continued


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